新しく活動を開始するアイドルグループや、新たにグループに加入する新メンバーに話を聞く不定期連載『新メンさんいらっしゃい!』。第6回目は、5月6日(金)に開催されたアイドルイベント『歌舞伎町 UP GATE↑↑』でステージデビューを果たしたアイドルグループ『きゅ〜くる』から、最年長でリーダーの豆塚あみとパフォーマンスリーダーの花城奈央が登場。
きゅ〜くるは、今年2月にSUPER☆GiRLSを卒業した金澤有希が総合プロデュースを務めるグループ。ガラスガールでは卒業後、金澤の19年間のアイドル活動とアイドルプロデューサーとしての願いをまとめたインタビュー記事を公開。その約2カ月後に誕生した新グループの初インタビューをお届けする。
金澤さんはちょっと怖かったです(笑)
きゅ〜くるのオーディション募集期間の途中、ガラスガールに金澤さんのインタビュー記事が公開されたのですが、見られましたか?
- 豆塚
見ました! 金澤さんの過去についてあまり知識がなかったので、長くアイドルさんを続ける上で苦労してきたことや努力してきたことが伝わってきて、金澤さんの元でアイドルをやりたいなって思いました。
- 花城
私も金澤さんのことをまず知らなきゃ応募するか決められないと思っていた時に、ちょうど記事を見つけました。私は、沖縄でご当地アイドルをやっていたんですけど、コロナ禍で解散してしまって。それから上京して環境が全然違う場所でアイドルをやれるのか悩んでいたので、金澤さんが北海道から上京してもアイドルを19年間続けてこられたお話がすごく励みになりました。
金澤さんは王道アイドルを作るために、「アイドルをすごく愛してくれて、心がくすんでいない子」=“内面的なアイドル”を探していきたいと話していました。そこも参考になりましたか?
- 花城
こういう子が欲しいという内容を見て、(まんざらでもない様子で)「私に合うかなあ? 大丈夫かなあ?」って、お母さんに相談しました(笑)。
「私に合う」と思ったんですね(笑)。
- 豆塚
私はインスタの募集広告で金澤さんのお顔を見て、「えっ、可愛い……」「どなただこの方は?」となって。応募概要を見た時に、「アイドルが好き! アイドルになりたい! ザ・アイドルの集団」と書いていたので、「えっ、これは私のこと?」って感じで。
私に呼びかけていると?
- 豆塚
私のためのコンセプトだと思いました(笑)。
実際、金澤さんにお会いしてみてどうでしたか?
- 花城
オーディションの時はちょっと怖かったです(笑)。写真や動画で見るアイドルさんとしての金澤さんは笑顔ですけど、オーディションではプロデューサー目線での厳しさや真剣な感じが伝わってきて、カッコ良さもありました。
- 豆塚
最近だと、レッスンの合間に金澤さんがお気に入りのうまい棒(たこ焼味)を30本ほど持ってきてくれたことがあって。その時とかに気さくに話しかけてくれる金澤さんと、ダンスの指導とかグループへの思いを伝えてくれるプロデューサーとしての金澤さんと、アイドルとしての金澤さんの一面が全然違うんです。
- 花城
切り替えがすごい。
- 豆塚
メリハリがやばくて。「あっ、プロだ!」と思いました。特にアイドルさんへの切り替えがシュンって感じで一瞬で。私たちはよく「切り替えられてない」って言われることが多いので、プロってこういうことだなと思いました。
- 花城
でも、日常はおっちょこちょいみたいなところもあって、可愛い‥…。金澤さんは、ずっとアイドルだと思います!