「じゃあこの曲であの人に捧げよう」
そして辿り着いたOn the treat Super Season。どんなグループですか?
- 麦
“おすしハードコア”をコンセプトにしたバンドサウンドが中心で、規制のないイベントではフロアは何してもOKなのでヘドバンとかモッシュ、リフトサーフとか、本当に結構何でもありです。ラップとか「イェーイ!」って感じが多いので、なんていうか、元気いっぱいの楽しく遊べるグループです。
ほかにも、背中を押してくれるような歌詞や、かっこいい曲など、幅広いジャンルの楽曲があります!
麦さんが好きなのは“清楚”な坂道グループじゃないですか。それでいうと、全然違うテイストの活動をしてますよね。
- 麦
でも楽しいです。“好き”と“やること”はギャップがあってもいいというか。メンバーにはかっこいいロックな子がいたり、キュートな子もいたり、5人とも系統がバラバラでも、自分らしさを確立できてる気がします。
メンバーやファンからはどんな子と言われますか?
- 麦
「一番元気」って言われます。根がポジティブすぎて、常に前向き人間みたいな感じで(笑)。話すこと自体が好きなんですけど、言いたいことを言わずに伝わらないより、何でも絶対に言ったほうがいいじゃないですか。だから常にしゃべってますね。
では、ライブ中に心がけていたり、頑張っていることは?
- 麦
私は歌もダンスも、MCも一番にはなれないので、“レス”では誰にも負けないように頑張りたいと思ってます! パフォーマンスにも振り付けが決まってないフリータイムが多いので、「この歌詞1行の間はあの人しか見ないぞ」とか、特典会でその子と私にしかわからないポーズを一緒に考えて、ライブ中に挟んだりとか。
すごい。またレスの種類が豊富です。でもそれ、ライブ中に上手く組み込むのが大変そうですね。同じファンでも、日によってフロアの中で全然違う場所にいるわけじゃないですか。
- 麦
なのでステージに出る前に上から覗いてます! ある程度の位置を把握して、1曲目で確認して。「じゃあこの曲であの人に捧げよう」みたいな感じです。
ファンひとりひとりと目を合わせて、愛を伝えたいなって思っていて。ただ目を合わせるだけではなくて“君だよ!”とわかるような方法で伝えています。……詳しくは体験しに来てください(笑)。
ライブに行きたくなる上手いコメントです(笑)。
- 麦
会場が大きくなれば大きくなるほど難しくなるかもしれないですけど、たとえば坂道のライブで東京ドームに行ったとして、あんなに人がいる中でもメンバーは「あれ? これ今、私に送ってくれたのかな?」って思わせてくれるじゃないですか。あの感情を知ってるから、私もそんなアイドルになりたいなって。