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秋葉原の次は歌舞伎町? 東急歌舞伎町タワーにZepp Shinjuku (TOKYO)オープンで新宿がアイドルの街に!?

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4月14日(金)に新宿・歌舞伎町に開業する地上48階、地下5階、高さ約225mのホテル×エンタメ施設からなる超高層複合施設「東急歌舞伎町タワー」。

同タワーには、ホテル(5月19日開業予定)、映画館、劇場、エンターテインメント&レストラン、ナイトエンターテイメントと呼ばれるフロアのほか、地下4階〜地下1階には新宿エリア最大級のキャパシティ約1500人となるライブホール「Zepp Shinjuku(TOKYO)」がオープンする。

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新しい新宿にアイドル業界が動き始めた!

Zepp Shinjukuは、2004年に歌舞伎町(現在の新宿FACEの場所)から渋谷に移転したLIQUIDROOM、2008年に閉館した新宿コマ劇場(現在の新宿東宝ビルの場所)以来、15年ぶりのキャパ1000人を超えるライブ会場とあって、注目度も高く、アイドル業界も動き始めている。

今年1月3日にいち早く発表したのが、5月6日(土)、7日(日)開催の都市型サーキットフェス『歌舞伎町 UP GATE↑↑』(通称:カブキアゲ)だ。会場は、Zepp Shinjukuをはじめ、新宿BLAZE、新宿LOFT、新宿MARZ、新宿WALLYなど。

同フェスは、ポップカルチャーのライブシリーズ『@JAM』を手掛けるライブエグザムと、テレビ朝日が主催する『六本木アイドルフェスティバル』、東急歌舞伎町ビルのエンターテイメント施設の企画・運営を行うTSTエンタテイメントが主催として開催。第5弾発表時点では、2日間で139組の出演アイドルが決まっており、他のエリアで行なわれているサーキットフェスに引けを取らないラインナップ、規模となっている。

フェスだけでなく、Zepp Shinjukuでのワンマンライブを発表するアイドルも続々と出てきている。現時点で発表しているのは、かすみ草とステラ、ばってん少女隊、かかかぶぶぶききき!!!、美味しい曖昧、高嶺のなでしこ、Devil ANTHEM.、LEIWAN、Gran☆Ciel、PassCode、AIBECK、iSPY、バンドじゃないもん!MAXX NAKAYOSHI、マジカル・パンチラインの13組。

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左側のライブハウス「新宿BLAZE」の目と鼻の先にある東急歌舞伎町タワー内の「Zepp Shinjuku(TOKYO)」

その状況に、「歌舞伎町がアイドルの街になるのでは」と話すのは、新宿タウン誌『ジェイジー』の元編集長で、10年以上アイドル企画に携わり続けている赤木一之氏だ。

「歌舞伎町には歴史ある新宿LOFTや新宿BLAZEをはじめ10カ所以上のライブハウスが密集していて、アイドル専用シアターというのもあったりするので、ほぼ毎日どこかしらでアイドルのライブやイベントが行なわれています。その上でZeppができると、単純にそれだけ街にアイドルファンが増えるはず。

また、これまで歌舞伎町のライブハウスで一番大きいキャパは新宿BLAZEの800で、ライブアイドルにとってひとつの登竜門とされてきましたが、ほぼ倍のキャパのZepp Shinjukuができると“新たな登竜門”となります。例えば、新宿WALLY(350キャパ)→新宿BLAZE(800キャパ)→Zepp Shinjuku(1500キャパ)といった感じで段階が踏めるので、歌舞伎町はアイドルがステップアップするには外せない街にもなりそうです」

『歌舞伎町 UP GATE↑↑』のようなサーキットフェスについては「アイドルをきっかけに歌舞伎町の魅力を知るきっかけになれば」と、期待を寄せる。そう考えるのは、4月23日(日)で最終回を迎える『CONNECT歌舞伎町』の印象が強いそう。

『CONNECT歌舞伎町』は、歌舞伎町の各ライブハウスと商店街振興組合が主催となって街の音楽カルチャーやエンタメを観光資源として発信しようと2014年に誕生したサーキットフェス。DJやバンド、かつてはアイドルも複数組参加していて多様性のある新宿・歌舞伎町らしいジャンルレスなラインナップだった。

「2018年には歌舞伎町内の飲食店やバーも協力店として参加していて、来店すると何かしら特典があるというものでした。歌舞伎町はディープで怪しい雰囲気も魅力のひとつです。フェスと街や飲食店がコラボすることで安心して初めてのお店にも入れるし、普段通らない道や雑居ビルに入ったりして、ドキドキ感も楽しめるのではないでしょうか」