INTERVIEW

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【2022年ブレイクアイドルインタビュー】タイトル未定・阿部葉菜「“TIFで立てたステージ”を、“自力で立てたステージ”にしたいです」

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本当は受かりたかったのに、これじゃ駄目じゃん

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今もSNSでイラストを披露したり、タイトル未定のグッズのデザインを手掛けたりしていますよね。絵を描くのは昔から好きだったんですか?

  • 阿部

    物心つく前から好きだったみたいです。お母さんからは「物を持てるようになったくらいで、すぐに丸を描いて、次に目や口を描いて顔になって」っていうのを聞きました。それをお母さんはめちゃめちゃ褒めてくれて、それが嬉しくて絵が好きになったのかもねって。なので小さい頃の映像を見ると、だいたい絵を描いてるか歌ってるかです。

その頃から今の“らしさ”全開ですね。もともとはアイドルではなく歌手を目指していたと聞きました。

  • 阿部

    はい。西野カナさんが好きで、中学生の頃からボイトレに通ってました。でも人前で歌うとかは全然してなかったので、漠然と「なりたいな」って思ってただけだったんですけど。

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それから高校生のときに別のグループでアイドル活動を始めるわけですよね。それはどういう流れだったんですか?

  • 阿部

    お母さんがアイドル好きだったんですよ。で、私が高校生になってからあるグループのオーディション開催がニュースになったときに、私に「葉菜、受けなよ! 1期生になれるよ!」って、ノリノリで勧めてくれて。「受けるだけならいっか」と思って応募したのがこの世界の入口でした。

    結局、面接で私は泣いてしまって、なんにも気持ちを言えないまま落ちちゃったんですけど。そのあと、その面接で私の隣にいた子がテレビの歌番組に出てるのを見て、「……うわ。うわー!」って悔しくなってしまって……。

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隣の席の人が合格して、自分は落ちて。それは落ちてしまった実感というか、ショックが大きいですね……。

  • 阿部

    後づけなんですけど、小さい頃からアイドルが嫌いだったわけではないんですよ。偏見で「ぶりっ子できる人がなるもの」みたいに思ってて、憧れはあったけど恥ずかしくて「アイドルになりたい」とは言えなかった部分があって。

    で、初めてのオーディションに落ちて、「ボイトレも受けさせてもらってるのに、本当は受かりたかったのに、これじゃ駄目じゃん」って思ってたときに、友達が初期メンバーだったグループから声をかけてもらって。それで前のグループに入って、アイドルになりました

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なるほど。ちょっと話が横道に逸れますが、YouTubeやTwitterで「阿部葉菜」と検索すると、サジェストに必ず「前世」が出てきますね。

  • 阿部

    そう、そうなんですよ! そのキーワードですごい検索されてるってことですよね? あれ、めっちゃ怖いんです!(笑)

まぁ、それだけ今の阿部さんが注目されているということですよ。