このまま連敗街道へ進むのか? 最後の勝負は?
というわけで、最終の12レースです。残金は13060円。ここはもうひと頑張りしてプラスにしたいですが。
- 松村
うーん、これを3万円以上にしなきゃいけないんでしょ。賭け方もちゃんと考えなきゃだなー。結局、選手とかも全然わかんないし、とにかく本命から順当に賭けていくしかないかな?
スマホで何してるんですか?
- 松村
金額を入れると当たった場合にいくらになるか、すぐに計算できるんですよ。ボートレースもそうですけど、今やアプリは必須ですね。もう人気は1番の大石さんと5番の斉藤さんなんで、そこを中心に。
5番は47歳でけっこう年齢は上だけど大丈夫?
- 松村
でも得点が高いし、結果を出してるから大丈夫じゃないかなと。1と5だとあんま配当が高くないので、でもどれが来ても3万円は超えるように買います。
ということで勝負!!!
1-3-5 600円
1-5-2 3,000円
1-5-3 1,700円
1-5-4 3,800円
1-5-7 3,100円
1-7-5 1,100円
6通りの組み合わせで、購入金額は13,300円
1着は1番と予想して、2着は5番と予想。
さぁ、毎回恒例になってまいりました。ラストの全額賭け! 勝負師かおたんの目が光った!
ラスト、ファンファーレが鳴り響いてレーススタート!!!
- 松村
とりあえず1番が頑張ってくれればいい! 大丈夫かな……?(ドキドキ)
スタートは7番と3番が先行。
- 松村
…………1番、後ろから2番目なんだけど???? ………大丈夫? これ1番来ないと、本当に、あの、これ……。
1番が1着にならなければ、盛り上がりもなく、連載以来最悪のショボい幕切れに。
「カーンカンカンカン」最後の1周!
- 松村
………来たーーーー!! 来たよ1番、先頭だーーー! と思ったら3番が抜いた。いや1番頑張って! まくれーーー!!!!
ものすごい盛り上がり。トップは、1番か、それとも3番か???
- 松村
やった1番が来た、ゴーーーーーーール!!!!!!でも2番目以降がわかんない!ど、どどどどうなった???
「ピンポンパーン」 音が鳴る。
レース結果の発表。
「1着-1番、2着-5番、3着-2番」
- 松村
やったーーーー!!!! 的中! 2番人気が来たーーーーーー!!! すごーーーい!!!!
第12レース結果
1-5-2(1,090円)
購入 13,300円
当たり 32,760円
おめでとうございます! 2,760円のプラスになりました!
- 松村
いやーー、良かった! 最初はもっと点数を買おうとしてたんです。でもうまく絞れた!
どうでしたか、久しぶりの競輪は?
- 松村
前回は慎平さんとか詳しい人に教えてもらったから良かったけど、今回は全然わかんなかったです。予想とかも全然専門的なことを言えなくて、大丈夫でしたか? しかも最初のレースは買い方を間違えたじゃないですか。9000円も買っちゃって、しかもハズレて。もう今日終わったと思いましたもん。でもいったんご飯を食べて仕切り直して何とか持ち直しました。
前回に続いて連敗もしょうがないかなと思ってたんですけど、よかったです。競輪場はどうでしたか?
- 松村
夜のレースだったので、ライトがキラキラして、すごくきれいでしたね。デートとかで来ても楽しいと思います。あと選手がすぐ近くで見れるのもいいですね。選手の足が太くてヤバかったです。声援もアイドルファンみたいな感じですごかったですね。
声援というかヤジというか…? モーター音が響くボートレース場と違って競輪場は静かなんで、罵声とかも聞こえちゃうし、選手は大変だろうなって思いましたよ。
- 松村
最終レースで何とかプラスなったけど、最初のミスがなければもっとプラスになってたかと思うと悔しい! 競輪は一度詳しい人にちゃんと教えてもらいたいです。それこそ次は慎平さん呼んでくださいよ!
かおたんからしたら、ファンの1人ですけど、競輪界ではすごい方ですし、あと名古屋在住じゃなかった?
- 松村
じゃあ今度は名古屋に行きましょ!
いや、この連載、予算ないんすよ……。それこそ、初回に4万勝ってるから、そのお金で行きません?
- 松村
それとこれとは別です!
連載・第3レース 結果
+2,670円
PROFILE
松村香織
1月17日生まれ、永遠の17歳。
歌舞伎町、秋葉原での修行期間を経て、2009年、名古屋・栄を拠点とするアイドルグループSKE48に加入。いろいろあって5年以上、正規メンバーへの昇格が見送られるも、『マツムラブ!』でソロデビュー。2015年に開催されたAKB48グループ選抜総選挙では272名が出馬した中で13位となり、指原莉乃、渡辺麻友らと並んで選抜メンバー入りするなど、数々の奇跡を生み出した。2019年にグループを卒業、現在はトバで会いに行けるアイドルとして活躍
取材・文・撮影/関根弘康 取材協力/川崎競輪