私は私が感じたことを歌います
「オロナミンC」がアイドルへのスイッチだとしたら、「ウクレレ」は普段の宇佐美さんとアイドルの宇佐美さんをリンクさせるアイテムなのかもしれないですね。
- 宇佐美
ステキな表現。ありがとうございます(笑)。インタビューしていただいて伝わったと思うんですけど、本当に歌とウクレレだけなので。この武器で個性が強いメンバーに私負けないように頑張らないとって思ってます。
アイドルとして、これからやってみたいことはありますか?
- 宇佐美
実は今、作詞ができるようになりたいんです。私、あいみょんさんにすごく憧れてるんですけど。
おぉ。歌声はもちろん、歌詞も素晴らしいですよね。
- 宇佐美
そうなんです! マジで大好きなんです!(笑)。結構大人な歌詞もあるんですけど、青春っぽい歌詞もあって。なにより独特な表現が多いのに、何を歌ってるのかちゃんと伝わってくるのがすごいなぁって。
あいみょんさん、いつかのインタビューで「ギターを弾いたときに、ふと出てきた一言から作詞を始める」って言ってて。そんなところから始めるの?って驚きながら自分もやってみたら、当たり前なんですけど全然できなくて(苦笑)。まだまだインプットも経験もないんだなぁっていうのを思い知りました。日本語を読むのが苦手なので大変なんですけど、いっぱい本を読んでいきたいなって思ってます。
憧れとやってみたいことが明確なのはすごくかっこいいと思います。最後に、宇佐美さんがアイドルとして輝くために大切にしていることを教えてください。
- 宇佐美
「1曲1曲の歌詞の主人公になりきる気持ち」ですね。上手く歌おう、上手く歌おうって思ってると、きっとファンの人も面白くない、なんにも伝わらない歌になっちゃうんじゃないかなっていうのを、マジパンとしてステージで歌うようになってからなんとなく感じていて。
歌詞ひとつひとつを自分の気持ちとして歌う、と。
- 宇佐美
そうです。人間ってやっぱりみんなバラバラな個性があるじゃないですか。だからそれぞれが思い思いの主人公の気持ちで歌えば、全員一緒より魅力があるんじゃないかなって。もちろん揃えるところはきっちり揃えるのがカッコいいんですけど、私は私が感じたことを歌って、自分の個性も大事にしていきたいなと思います!
PROFILE
宇佐美空来(マジカル・パンチライン)
うさみ・そら
2007年12月8日生まれ、神奈川県出身。身長166cm。
2021年に新メンバーとしてマジカル・パンチラインに加入した最年少。担当カラーは青。
11月5日(土)に「トーチュウアイドル祭」(東京・日テレらんらんホール)、11月12日(土)に「テレビ東京 iの流儀 連動公演 StylishPark」(東京・東京グランドホテル)。2023年2月18日(土)、新宿ReNYにて7周年記念ワンマンライブ開催決定!
オフィシャルホームページ
http://magipun.com/取材・文/アオキユウ(short cut) 撮影/武田敏将