二十歳になって一人居酒屋飲みにも挑戦!
先ほど、「大人になれているのかな?」という焦りを感じると言っていましたが、「こういう大人になりたい」というイメージはありますか?
- 熊澤
自分の意見をもっていて、自分が違うと思ったら意見を言える人が私の中では大人で、高校生の頃から意識はしていたけれどなかなかできなくて。「違っていたらどうしよう」と思っちゃったり、自分が違うと思っていても結構流されちゃうタイプなので、そんな感じで誰かに頼っちゃうこともあって。自分が思っていることを言葉にして伝えられる大人になりたいです。
確かに躊躇しちゃうこともありますよね。言えばその意見が何かしら役に立つかもしれないので、少しずつ言えるようになれるといいですね。
- 熊澤
できるかなあ。恐いよ〜(笑)。
逆に、大人になったなと思うことはありますか?
- 熊澤
前はピーマン、茄子、わさび、からしとかが食べられなかったけど、この夏は二日に一回は茄子を食べているくらい茄子が好きになったし、わさびも普通に食べられるようになって。最近、そういう味覚の変化を大きく感じます。
『マーブル色の気持ち』の歌詞にも「わさび」が出てきますし、大人になっていく感じがリンクしますね。
- 熊澤
そうですね。だから、『マーブル色の気持ち』を歌うと自分の成長過程と繋がるから今になって泣きそうになります。
わさびだけに涙が……。
- 熊澤
あっ、そうですね!(笑)
初めてお酒を飲んだ瞬間はどうでしたか?
- 熊澤
二十歳になって24時こえてすぐ飲みました。梅酒だったかな。家族が用意してくれて。一口目はよくわからなかったけど、一杯飲んで顔とか赤くなっちゃって。「これがお酒かあ」ってなりました。その日の生誕祭で白ワインも飲んで。甘口のさっぱりとした味が美味しくて、そこからワインも好きになりました。
お酒はどのくらいの頻度で飲みますか?
- 熊澤
週に1回、飲むか飲まないかくらい。でもこの前、お休みの日に「ひとり焼き鳥屋さん」をしました!
おお〜、勇気ありますね! とてもさっき意見を言い出せないと言っていた人とは思えない(笑)。
- 熊澤
そう(笑)。1時間くらいで紅茶ハイを2杯ほど。ぼんじり、つくね、イカ焼きとか美味しかったあ。一人で飲みにきている自分のことも面白くなっちゃって、楽しかったです。あと、大人の方、サラリーマンの方が飲みに行く気持ちがわかった気がします。
おっ、どんなところがわかった気がしたんですか?
- 熊澤
なんか沁みる感じが、「これかあ!」みたいな。
わかってますね(笑)。でも、熊澤さんは店員さんに声をかけたり、注文したりができない性格でしたよね?
- 熊澤
今でもピンポンの呼び鈴がない時に「すみません」って声をかけたり、注文するのも苦手なんですけど、好奇心と興味で勢いでお店に入っちゃったから、席に座って「あっ、これ私が率先して頼まないといけないやつか」って気付いて。店員さんと目が合うまで待って注文しました(笑)。
“酒場だと積極的に注文する”という、新たな成長を遂げたんですね。普段は、お友達とも飲みますか?
- 熊澤
地元の女の子グループで集まった時に、「うちら大人になったね」って言いながら飲みました。顔真っ赤にしている友達がかわいくて、「大丈夫?」って心配しちゃう(笑)。
これからどんどん仕事でもプライベートでも楽しみが広がっていくと思います。
- 熊澤
スタッフさんたちともそういう交流会があればいいなあと思って。今まではずっとソフトドリンクだったので、これから楽しくなりそう!
ガラスガールにも『奥津マリリはビールが飲みたい。』という、サシ飲み対談の連載があります。
- 熊澤
飲みっぷり凄そう(笑)。マリリちゃんはタスクのこと可愛がってくれるので、会いたいです。
メンバーの白岡今日花さんも熊澤さんと同じ年齢でお酒が飲めますし、来年は里仲菜月さんが二十歳を迎えます。中学生の頃から一緒に活動している3人でお酒を飲めると思うと感慨深いですね。
- 熊澤
今日花が二十歳になった時も泣きそうだったし、菜月が二十歳になった時も泣いちゃうと思う。やっぱり末っ子感あふれているので。3人でディナーショーとかもできるといいな。