「今抱えている感情を全部吐き出し合ったら……全員で泣きました（笑）」彩瀬ゆる・松永すみな（COMIQ ON！）インタビュー【新メンさんいらっしゃい！（第1回）】

ですよね（笑）。

COMIQ ON!のCOMIQは“COMIC”と“CUTE”を合わせた造語で、ONにはスイッチオンの“ON”と、音楽の“ON”のふたつの意味があって。マンガってページをめくったら場面が変わるじゃないですか。それと同じように私たちも表情をコロコロ変えたり、いろんな曲を届けたりすることで、ファンの方にマンガを読んでいるときのような楽しい気持ちになってもらいたいな、と思っています。

それと私たち1人ひとりを“マンガやアニメの主人公”として見てもらいたくて。それぞれのアイドル人生という物語を見ていただきたい！　私たちのライブに行くことがファンの皆さんの習慣になってほしいです。

うん。私たちのキャッチコピーは「続きが読みたい！ しゅうかん少女（アイドル）」っていうんですけど、この「しゅうかん」にもふたつの意味が込められていて。「ライブアイドルだから毎週ライブをやるよ」という意味の「週刊」と、今、ゆるちゃんが言っていた「私たちのライブをいつも観てね」という意味の「習慣」が掛かっているんです。

地元で人間関係があんまりうまくいってなかったことがきっかけです（笑）。

ちょっとイジメられたりもしていて、学生時代はかなり落ち込んだりもしていたんですけど。あるとき「逆に傷つくことのツラさを知っているからこそ、誰かを笑顔にできたらな」と思うようになって。
もともと「自分を表現したり、表に出るお仕事をしたいな」とも考えていたので、芸能活動を始めてみたら、事務所の方から「アイドルに興味ある？」って聞かれて。アイドルってまさに誰かを笑顔にできる素敵な存在だと思っていたので、その提案を受けてみました。

もともとAKB48の大島優子さんがすっごい好きだったんですよ。かわいいだけじゃなくて、なんて言えばいいんだろう？ イエーイ！っていう感じというか……。

だからめっちゃ好きで。しかも私も身長が低いし、大島さんも小柄だから、単なるファンというよりも憧れの存在だったんです。そしてAKB48をきっかけに坂道にもハマって。特に欅坂46（現・櫻坂46）が好きなんですけど、アイドルの中でもちょっと変わっているじゃないですか。いかにもアイドルっぽいかわいい曲というよりも、ちょっとダークというか。ちょうど人間関係に悩んでいたときにその欅坂46の『アンビバレント』や『黒い羊』にすごく勇気づけられたんです。「ひとりでいてもいいんだよ」って私にそっと寄り添ってくれている気がしたというか。

そうなんです。そして乃木坂46や日向坂46にもハマって、もうなんかどのグループもテレビなんかで観ているだけでうれしくなるというか「大好き！」ってなっちゃうんです（笑）。

小学校の頃、アニメの『アイカツ』シリーズがすごく好きで、中でも星宮いちごちゃんっていうキャラクターに憧れていて。それからずっと「アイドルになりたいな」と思っていたら、今の事務所が声をかけてくれたからですね。

AKB48の千葉恵里さんと、＝LOVEの齊藤なぎささんは本当に大好きです。おふたりとも王道アイドルというか。ツインテールだし、フリフリの衣装がすごく似合うし。

そうですそうです。ホントに千葉さんや齋藤さんみたいな王道アイドルが、アイドルとしてというよりも、女の子としての理想なんです。