ホスピタリティ万全!?「前職ナース」がアイドルに向いているワケ

元看護師ということで興味をもって見に来てくれるファンの方が多いですし、特典会の時に「話しやすい」とも言ってもらえます。それは、医療従事者は学生の頃からコミュニケーションが大事と教えられるので、いろいろな人と喋るのに慣れているからかなって思います。

そうだと嬉しいです（笑）。あと、特典会で喋りながらチェキにサインやコメントを書いたりするんですけど、手元のチェキを見ずにファンの方を見ながら喋るので、「よくそれでスラスラ書けるね」って驚かれます。看護師の時はカルテを書きながら聞き取りしていたので、それも影響しているのかも。

あと、看護師の時はステーションに戻っても座る暇がなくて、ずっと歩いているか立っているかだったので、それに体が慣れていて。特典会中ずっと立っていても疲れにくいし、体力もある方だと思います。むしろ、立っていないと落ち着かない（笑）。同じように、体調管理や事前準備を欠かさなかったり、歩くのが速いのも看護師時代の名残です。

看護師は資格をとるだけでも根性がいるし、アイドルさんも対ヒトなので根性がいる。そういう根性のある人がアイドルに向いていると思うし、私にもその経験が活かされていると思います。

個人的には、「患者さんの目線・立場になって動けるのがいい看護師さん」だと思っていて。それこそ、ホスピタリティといいますか、アイドルもファンの方の目線・立場になって寄り添って考えられると、よりいいのかなと思います。というのも、私も元々アイドルさんが好きで、ファンの方に、「ファン目線で考えてくれる」とよく言ってもらえるので。

例えば、ライブや特典会に行ったり、オンラインの申し込みをするのは、「労力使うし大変なことだな」と、自分もアイドルさんが好きだからこそ思うので、そうやって自分やグループに時間を使ってくれることへの感謝の気持ちはファンの方に伝えていくようにしています。私も推しからそう思ってもらえたら嬉しいので（笑）。それに、「お仕事の合間をぬってきてくれたのかな」「遠くから来てくれたのかな」とか、ファンの方々のことを考えていると、そこからお話が広がったりもします。

「遠くのファンの方向けのイベントが少ないな」と思ったらSNSの更新や配信系を多めにしたり、イベントのお知らせも、ファンの方に伝わりやすいタイミングや書き方にするように心がけています。私はダンスや歌などの実力はまだまだなので、「アイドルへの熱意だけは誰よりも！」という気持ちで活動しています！