これから活動が始まるアイドルグループや、新たにグループに加わる新メンバーに話を聞く不定期連載『新メンさんいらっしゃい』。第5回は、2月12日(日)に東京・Spotify O-WESTで全8名となる新体制をお披露目したlyrical schoolから、reina&manaの2名が登場。
取材を行なったのはデビュー日の数日前。当日の彼女たちは、10年続く“リリスク”の新メンバーとしてデビューを迎える意気込みや、歴代最多となるメンバーの雰囲気などを語ってくれた。
この環境で活動できるのはすごく幸せ
まずはそれぞれ自己紹介をお願いします。
- mana
新メンバーのmanaです。出身はminanさんと同じ群馬県前橋市で、中学生の頃は家族でアメリカに住んでいたので、英語が話せます。学生時代から10年くらいダンスをやっていて、チームで世界大会に行ったこともあります。
- reina
同じく新メンバーのreinaです。私は5年間アイドルをやっていて、そのグループの解散がきっかけで、今回、リリスクに新メンバーとして入ることになりました。えーと、あとは……。
- mana
“マッケン”は?
マッケン?
- mana
レイレイ(reina)、コアラのぬいぐるみをいつも持ってて。その子がマッケンっていうんです。
- reina
いつもカバンに忍ばせてるんです。今日は忘れちゃったんですけど……(笑)。
どうしてマッケンなんですか?
- reina
友達が「マッケンって顔してる」って命名してくれて。私自身は特に何も考えずに受け入れて、それ以来マッケンです。デビューシングル『NEW WORLD』のMVにも出演しているので、見つけてみてください。
わかりました(笑)。この記事はデビューライブ(2月19日までアーカイブ視聴可能)が終わったあとの掲載になりますが、今の心境は?
- reina
お披露目がまだなので、ふとしたときに「あ、私……リリスクのメンバーになるんだ」って、びっくりする瞬間がまだいっぱいあります。
- mana
実感はまだないね。私、前体制の5年間、ずっとリリスクのファンだったんですよ。だから正直まだ、自分が見ていたリリスク側になるってことがまだイメージしきれてない。だからとにかくライブが楽しみで。お客さんにも会いたいし、新しいリリスクをお客さんと一緒に感じたいです。
- reina
うん。待ち遠しいです。
事前に新体制の資料をいただいたときは驚きました。昨年、プロデューサーのキム(ヤスヒロ)さんがインタビューで「男の子を入れたい構想もある」と話されていて、本当に今回の形になるとは。
- reina
アイドルとしてすでに活動していた分、外から見ていたリリスクに男子メンバーが入るっていうのも想像できなかったし、私が一緒に過ごすのも想像できなかったです。でも実際に会ってみたら、すぐに3人とも「あ、いい奴だ」ってわかりました。
- mana
なんか、いい意味でみんな「男臭さ」がないというか。伝わるかわからないですけど、みんな初めて会った気がしない、すぐに「地元のツレ」みたいな感覚になりました。
manaさんの「地元のツレ」という表現はすごくわかりやすい気がします。MVにもファミリー感があるというか、「この人たち、長い付き合いなんだっけ?」と思ってしまうような雰囲気を感じました。
- mana
おっ、ありがとうございます(笑)。
- reina
なので「男女混合になるってどうなんだろう?」って思う人も、きっと見てもらえたらすぐに好きになってもらえるんじゃないかなと思ってます。
manaさんはレコーディング自体初めてだったと思いますが、やってみてどうでした?
- mana
レコーディング中は「これで曲になるんだろうか?」ってずっと思ってました。メンバーが多いから、各メンバーで時間をずらしてレコーディングしていったんですけど、私は3番目か4番目だったので細切れにしか曲を聴けていなくて。歌ってる最中も、デモを聴きながら練習してるときも全然しっくり来なかったんです。
でも、マスタリング後の曲を聴けば聴くほど「自分たちの曲」感が増していって。お披露目に向けてどんどん自分のものになっていく感じが、すごくワクワクします。デビューライブでは過去曲もいっぱいやるんですけど、マネージャーさんやスタッフさんからは「やっぱりデビューシングルが一番しっくり来るね」って言ってもらえるので。しっかり仕上げていきたいですね。
reinaさんは?
- reina
リリスクを外から見ていたとき、メンバーはもちろん、周りのクリエイターさんたちの熱量がすごいのが素敵だなと思ってたんです。それは曲を作ってくださった作家さんだったり、MVの監督さんだったり。オーディションのときからお世話になってるキムさんやminanさんのものでもあるんですけど、最初のレコーディングからその熱量をそばで感じられて。アイドルとして、あらためて気が引き締まるそんな思いでした。この環境で活動できるのはすごく幸せだし、これからが楽しみな気持ちでいっぱいです。