ガラスガールNEXTでお送りする、毎月さまざまなアイドルが登場しフリーダムに執筆する「マンスリーアイドルコラム」。本日より10月金曜を担当するのは、今年、虹のコンキスタドールを卒業し、現在はアイドルプロデューサーを目指し奮闘中の大和明桜。
彼女のコラムは今月9日、16日、23日、30日の全4回配信。
初回は、“ジェネリック社会人”として過ごす彼女の挨拶。
ちなみに、火〜金曜それぞれ初週はガラスガールNEXTに未加入の読者も閲覧可能。来週以降はぜひガラスガールNEXTへご加入を。
「あおちゃんは、どこまでする?」
はじめまして! ジェネリック社会人、大和明桜です。

「ジェネリック社会人」とは何ぞや?と思った方もいらっしゃると思いますが、それは一旦置いておいて。まずは自己紹介から!!
2002年5月23日生まれ、ふたご座B型の24歳。小学6年生からの11年間、「虹のコンキスタドール」というアイドルグループで活動し、今年の3月にアイドルを卒業しました。
アイドル時代のことは、卒業直前にガラスガールさんにインタビューしていただいたので、「大和明桜ってどんなアイドル生活送ってたの?」と気になった方は、ぜひそちらの記事を読んでみてください!
アイドルを卒業した現在、私は「ジェネリック社会人」として働いています。目標は、アイドルプロデューサーになること。
そのために、アイドルとして所属していた株式会社ディアステージで、「アシスタントプロデューサー」と明記した名刺を持ち、日々学びながら働いています。
ジェネリック社会人? 何? なぜジェネリック社会人なのか?
実は……「ジェネリック」という言葉が好き……。
聞こえ方、文字に書いた見え方、口に出したときの感じがなんとなく気に入った。ただただ気に入ったというだけで付けたTikTokの名前。
その気に入った言葉をTikTokの名前に使った理由を簡単にいうと、「完全に会社の一員として働くわけではない」から。
今後もタレントとして活動し、何足かの草鞋を履いていくからです。
卒業前は、完全に表に出ることをやめ、裏方に回ろうかなという思いもありました。
でも、アイドル時代に出会ったみんなとこれからも会いたいとか、これまでの出会いが私にとって宝物で、これからもっとたくさんの宝物を増やしたい、新たに出会いたいとか。小学生の頃からの密かな野望、「地球上に自分の名をしっかり刻む」とか……。
自分の望むことを考えると、必然と表に出続けることに決まりました。
だけど、どうしたら良いものか。私は今時なSNSがめちゃくちゃ嫌い……。
呑気に「アド取り物語」をツイートできていた時に戻ってほしいと心から願ってしまう。

(アドにハマりすぎていた中学生の私)
そんな時には絶対に戻らない(爆泣)
ルッキズムだったり、いろんな憶測だったり、SNSを開けばいろんな言葉が飛び交う今の時代がほんと苦手……。
だけど、それに正面から戦っていこう! そう覚悟を決め、表に出続けることにしました。
「完全な社会人ではないが、がっつり社会人がすることはする、兼業社会人」。
それが私の造語「ジェネリック社会人」。
この「ジェネリック社会人」という名前が生まれる少し前、社会人を始める前のこと。
虹コンのプロデューサー、もふくさんから「あおちゃんがアイドルプロデューサーになるまでの社会人の様子、動画にしようよ〜」と、フワッと言われました。
さらにアイドルを卒業した一週間後。ぺろりん先生こと鹿目凛ちゃんから「あおちゃんが何かを発信し続けることってすごく大事だよ。自分にも、自分が作るグループにも絶対つながるから、YouTubeしな」と背中を押してもらいました。
数年前に、私としみちゃん(清水理子)と的場さん(的場夏鈴)でYouTubeチャンネルを立ち上げようとしていた時、もふくさんに言われた「YouTubeは絶対あおちゃん続かないからTikTokから始めな」という言葉を思い出し、そこで何とか継続できそうなTikTokで、社会人として働く私の様子を発信していくことに決めました。
YouTubeを見るような感覚で見てもらいたかったので、動画は横型に。
そんなこんなからTikTok「アーオ@ジェネリック社会人」が誕生。

アイドル業界に興味がある人、仕事に悩む人、職を探している人。どうぞ一度見てみてください。
アイドル業界で働きたい!なんて背中を押しちゃうかも!!(本当にディアステージはマネージャー不足なので一緒に私と働きましょ!!!笑)
そんなジェネリック社会人としての一番大きな目標は、「アイドルプロデューサーになること」。
プロデューサーを目指すと決めた時、もふくさんに聞かれました。「あおちゃんは、どこまでする?」。
クリエイティブ周りだけを担当するプロデューサーもいれば、メンバーのことまで見るプロデューサーもいる。
もふくさんが「私は全部やったよ」と言い、「じゃあ私も全部経験します!」と返事。
そして本当に“全部”をやっています。洗濯をする。資料を作る。アイデアを出す。企画を組む。撮影をする。最近はグッズ撮影も!
でも、まだまだ全部ではありません。アイドルをやっていた頃には知らなかった「裏側がすること」が、「仕事」が、山ほどあります。
社会人になってから、社会人怒涛の日々を過ごしています。
当初は「今年の冬には自分のグループを作る!」と意気込んでいましたが、現実はそんなに簡単ではなく、ようやく来年の春頃から自分のプロジェクトを始められそうなところまで見えてきました。
この半年間で、仕事のスキルだけでなく「人の見え方」も大きく変わってきて。アイドルを10年以上やって、自分では「だいぶ人間になったな」と思っていたけど、残念……違いました……。人間になったのは頭の中だけ……。
社会人として働いてみて、自分がどれだけ“人間としての生活”を周りに助けてもらってできていたのかを知りました。
親、マネージャーさん、スタッフさん。多くの人に本当にたくさんのことを手伝ってもらい、周りに支えられて人間をしていたことに気付かされました。
全アイドルの皆さん、卒業直後にディアステで半年くらい社会人として働き、“人間に成ること”をおすすめします。
本気でそう思うほど、社会人として働く中で、周りのみんなへの感謝が大きくなりました。
早く帰らなくてごめんね。
提出期限を過ぎてごめんね。
衣装をハンガーにかけ忘れてごめんね。
「これもお願いします!」って遅れて出してごめんね……。
そんな風に思うほど、自分のグッズをひとつ作るだけでも、自分の手元に届くまでにこんなにもたくさんの人が動いてくれていたんだとか、アイドル時代には見えていなかったものが、社会人になってよく見えてきました。
自分が作るグループのメンバーには、絶対に考えてもらおうと思っています。
「1人が活動するために、どれだけ多くの人が関わり動いているのか」ということ。
「人とのつながり」や「支え合うこと」が大事だということ。
まだ私は、アイドルプロデューサーではありません。
プロデューサーへの道のりの厳しい方を選んでしまったから。まずは心身ともに人間になることから始めたからです。
「アイドル歴11年が社会人になり自分のアイドルグループを作るまで」。
まずはジェネリック社会人としての半年間の振り返りを、このコラムに綴っていこうと思います。
次回!!!「私をアイドルプロデューサーへの道に導いてくれた上司・もふくさんの“かばん持ち”として働いた社会人最初の3ヶ月間」。
4946レボリューション!(アイドル辞めたら言わないの?って言われたけど社会人になっても使っていくかも)
文・写真/大和明桜
