「ハロプロがNo.1です!」って、あえて宣言して
そんな北原さんですが、この取材日から10日後、二十歳になります。今はどんなお気持ちですか?
- 北原
19歳のときに、「20歳になる前のラストティーン。10代最後の1年は、めっちゃ充実させたい!」って思ってたんです。とにかくいろんな仕事をしたいし、「毎日毎日無駄にしない!」って気持ちで過ごしていたんですね。で、いろいろなことをやらせていただいて。あと10日……ってなった今、「本当に充実してた!」って納得していますね。全然20歳になるのは怖くなくて。なんなら「早くなりたいな」ぐらいに思ってます。
昔は「歳をとりたくない」って思ってたんですか?「ずっとJKでいたい!」みたいな。
- 北原
JKでいたかったです。今、ハロー!プロジェクトって、どんどん若い子が入ってきていて。研修生の子とかだと、もう10歳の子とかいるんですよ。前までは私が一番下で、「13歳? 若いね〜」って言われてきたのに。いつの間に20歳になって、その子と10歳差で。ハロプロの中では、もう真ん中の立ち位置になってきてるんですね。
- 寺田
10歳は、若すぎですね。
- 北原
だから、これからどんどん上になっていって、ハロプロを引っ張っていく存在になっていかなくちゃいけないのかなって。そう思うと、まだ下でいたいなとか思っちゃうけど(笑)。もう少し大人になって頑張りたいと思います。
- 寺田
目標とかってあるんですか?
- 北原
そうですね。今やっぱりJuice=Juiceさんが、バズってめちゃくちゃハロー!プロジェクトを引っ張ってくださっていて。新しい道みたいなのをすごく見させてもらってるなと思ってます。自分たちも、もっとバズりたいですし、もっとフェスにも、テレビ番組にも出たいと思います。たくさん夢があるので、全部叶えたいって気持ちです。

- 寺田
僕、ガラスガールの連載でも書かせていただいているんですけど、『IDOL BATTLE ALIVE』について聞きたくて。去年の第一回目、OCHA NORMAさんが優勝されたじゃないですか。
寺田寛明の2万6千500歩/第十二回 超重大! アイドル版M-1はコレだった!!+川崎おむすび伝説
- 北原
あ、はい。“アイバト”! その連載、見させていただきました。ありがとうございます。
- 寺田
それこそ、アイバトをM-1に例えたんですけど、めっちゃ似てるって思ったんですよ。7分っていう見やすい時間が設定されていて、ダークホースがいて、それにOCHA NORMAさんが横綱相撲。めちゃめちゃ強さを発揮して、実力で本命が圧巻のライブで優勝するみたいな。本当に第一回目の中川家さんみたいでした。あ、でもよく考えたら北原さん、第一回のM-1のとき、まだ……。
- 北原
産まれてないんです(笑)。でも、アイバトもメンバー全員すごく気合い入ってましたね。「優勝を目指して他のアイドルさんと戦う」っていうこと自体、ハロプロではないことだったので。正直、「ハロプロを背負っている」って思っていたし、事前のインタビューでは、強気で「ハロプロがNo.1です!」って、あえて宣言して。その言葉に私たちのパフォーマンスをガッチリつけていかないと、って思ってました。メンバー同士で話し合って、パフォーマンスと向き合った時間だったなと思います。あそこまでみんなが集中して、深夜まで練習したのは、なかなかないことだったなって。
- 寺田
本当に、あれはお笑いの賞レースと同じ気持ちだと思うんですよ。M-1の漫才師と同じ気持ちをアイドルも味わえるのが、アイバトなんじゃないかって。
- 北原
たしかに! もちろん、優勝できるって自信が持てるくらいのパフォーマンスにみんなで持って行ったんですけど……、自分たちの後に出てくる他のアイドルさんのステージも本当にすごくて。最後までわからなかったんです。その状況も震えました。
まさに、M-1の本戦みたいですね!
- 北原
だから、優勝できた時は……めっちゃ痺れましたね。
賞金は、なんと500万円! 何に使ったんですか?
- 北原
『ライアーライナー』っていう曲のMVを作りました。
最高の使い方ですね! でも誰か「山分けしようぜ」とか言いませんでした?
- 北原
いや、全然考えてました(笑)。メンバーの広本瑠璃ちゃんが、アイバトのダンスも構成も全部考えてやってくれたので、「まぁ、全員が当分に山分けするのは、ありえないよね。まず、瑠璃が多めに取って……」みたいな話は、まず、しました。
- 寺田
コンビでネタ作ってる方と、作ってない方で取り分をどうするか、みたいな感じに似てますね。
- 北原
あー確かに!! 本当にそんな感じでした。でも結局「OCHA NORMAを知ってもらうきっかけにしたいよね」って話になって。そのときに『ライアーライナー』って曲がすごく好評だったのもあって、「この曲をライブ映像だけで止まらせちゃうのは勿体無いよね」「だったらミュージックビデオにして、いろんな人に見てもらおう」ってなりました。
今年も11月2日に行われますね。後輩のロージークロニクルが出場するんですよね。
- 北原
はい。OCHA NORMAも出させてはいただくんですけど。
- 寺田
前回チャンピオンとして、スペシャルアクト的な出場になるんですね。あくまで、本戦に参加するわけではなく、エキシビションって感じで。
- 北原
はい、令和ロマンさんみたいに二連覇したら、めっちゃカッコいいなって思ったんですけど(笑)。

