いろんな人に愛されるキャラクターのような存在でいたい
ここからは、あらためて咲良さんのアイドルとしての原点をたどりたいと思います。
- 咲良
元々、アイドルが大好きで、高1の時にアイドルの方々もよく行っている「中野ロープウェイ」(中野ブロードウェイ地下1階にある雑貨店)に初めて行った時に、店長のイトウさんにスカウトしていただいて。

初回でスカウトって、運命的ですね。そのイトウさんから前のグループを紹介してもらって?
- 咲良
そうです。最初は「アイドルになりたい願望」はなかったけど、当時は学校に行ってバイトしてっていう毎日がつまんないなって思い始めていて。スカウトしていただいた時に、「アイドルをやるのも楽しそう」という気持ちにはなりました。
決心するまでは悩みましたか?
- 咲良
めっちゃ悩みました! なかなか親に言い出せなくて、最初に言った時は話を流されて。その後「他のメンバーが決まっちゃった」という話を聞いて、「これはやばい! 話がなくなっちゃう!」と思いました。チャンスを逃したくなかったし、もう一回、親にしっかり話を聞いてもらって、アイドル活動が始まりました。

咲良さんを見ていると、例えばももクロの佐々木彩夏さんが「あーりん」というアイドル像を確立しているように、咲良さんは「さおてゃん」(咲良さんの愛称)を確立しているなと感じます。「アイドルになりたい願望」がなかったところから、どうやって作り上げたんですか?
- 咲良
特にこの人みたいになりたいとか憧れはないんです。でも、自分の中で「さおてゃんといえばこんな感じかな」っていうイメージとかこだわりは強い方だと思います。
どんなイメージですか?
- 咲良
「いろんな人に愛されるキャラクターのような存在」。明るいオーラで人の気持ちを明るくできたり、場を和ませたり、癒せたり。「お客さんにこう見てほしい」っていうのは常に思っているし、アイドルを始める時も「自分の代わりがいない仕事がやってみたいし、そういう存在になりたい」という気持ちがあったから、無意識にいつも考えているんだと思います。

自分を客観視するにしても、精度が高いなと思います。
- 咲良
それが良くも悪くもで。自分の中のパターンにはめすぎちゃって、どうしたらいいか分かんなくなっちゃう時もあって。分かりやすくいうと、ずっと黒髪ボブだったり、歌声もキャラクター性を意識したりしていました。”アイドルのさおてゃん”を意識しすぎて素の自分をどこまで出していいのかわからなくなることもあります。
なるほど。これからも咲良さんの軸には「さおてゃん」がいますか?
- 咲良
います!(笑)

