TIFの運営さんが愛を持って選曲してくださったんです
昨年の5月3日。15周年記念ライブで、2026年3月末で解散することを発表しました。あれから約10ヶ月。どんなことを考えて過ごしてきましたか?
- 友梨
発表した日、ファンの方の表情、気持ち、いろんなものがダイレクトに伝わったし。あれからずっと……当たり前なんですけど、すごく寂しくなる瞬間はいっぱいありましたね。お世話になったイベントやフェスがラストになって、終わりが近づくにつれ実感も湧いてきたし。
女子流最後の出演といえば、昨年のTIFの1日目にDOLL FACTORYで行われた『15周年特別企画 タイムマシーン〜TIF Classic〜』が、すごく感動的でした。
- 未夢
あれはヤバかったですね。もうファンの方の泣いてる姿とか見ちゃって。つられて泣きそうになるんです。危ないんですよ!(笑)。だから上を向いて、照明を見てガンガン目を乾燥させて泣かないようにするのに必死でした!
『キラリ☆』を歌って、その後に『おんなじキモチ』。最後に出演したグループのメンバーが全員出てきて。周りのアイドルたちも泣いてました。
- ひとみ
でもあの2曲も私たちが選んだんじゃなくて、TIFの運営さんが愛を持って選曲してくださったんですよ。私たち自身もグッとくるステージでした。

あのステージを見て、個人的に2010年に「“そうさ僕達は、どんな夢も叶えられるさ”と歌っていた少女たちの夢は叶ったのだろうか」と考えたら泣けてきてしまったんですよね。……叶ったんですか? みなさんの夢は。
- 友梨
……「どんな夢も叶えられるさ」。どんな夢も叶えさせてもらったし、どんな夢も叶えてきたなと思うんですよね。もちろん叶わなかったこともたくさんあるけど、叶ったこともたくさんあるなって思います。

- ひとみ
女子流に入ってなかったら経験することがなかったであろう、普通じゃないことの数々は、すごい誇りに思うし。このメンバーで、いろんな景色をファンのみんなと見て、いろんな時間を過ごせたから。夢は、叶えられたんじゃないかなって思います。
- 芽生
具体的に言えば、「あそこでライブやりたかったな」とか「あんな演出をやってみたかったな」とか、そういう叶えたかった夢はたくさんあったけど、そこじゃない部分で東京女子流としての人生を全うできたなって思うので、一つの人生の夢は叶えられたなって思います。
- 未夢
芽生の言うように「もう一回、武道館立ちたかった」とか、物理的なもので叶ってないものは本当にいっぱいあります。でも、振り返ったときに「自分のアイドル人生って最高だったな!」って思えるから。最初は音楽とか好きじゃなかったし、踏み台だと思っていたけど(笑)、音楽がすごく好きになって、アイドルというものについていろいろ考えるようになって。自分の人生に誇りと自信を持ってるって素晴らしいことだと思うから。内から湧き出る気持ちの面では、夢は叶ったと思います。

ありがとうございます。では最後に。今は違う道を進んでいる、かつて一緒にいてくれた人たちに向けてメッセージをお願いします。
- 未夢
ラストライブ、見にきて!!!!
- 友梨
来て欲しい! 間違いないね(笑)。

PROFILE
東京女子流
2010年に結成。山邊未夢、新井ひとみ、中江友梨、庄司芽生の4人によるガールズグループ。ジャンルにとらわれないハイクオリティな楽曲と、ダンス&ボーカルの可能性を追求したライブパフォーマンスで多くのファンを魅了。 2025年7月30日には、7枚目となるフルアルバム『東京女子流』をリリース。3月31日に東京・Zepp DiverCity(TOKYO)にて『東京女子流 LAST LIVE ~*キセキの物語*~』にてラストライブが行なわれる。
オフィシャルホームページ
https://tokyogirlsstyle.jp/



取材・文/篠本634(short cut) 撮影/武田敏将
