INTERVIEW

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「どんな夢も叶えさせてもらったし、どんな夢も叶えてきたなと思うんです」16年の活動に終止符。東京女子流インタビュー。メンバーが振り返る過去と未来のキラリ☆な瞬間

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(左から)山邊未夢、新井ひとみ、中江友梨、庄司芽生

スタッフさんに直談判しに行ったことがあって

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16年間を振り返ったとき、ひとつ思い出されるのが、2015年に行った「アーティスト宣言」です。アイドル活動を封印し、アイドルイベントなどの出演などを終了。この活動は、2017年の夏まで行われました。当時考えていたことをお聞きしたくて。

  • 芽生

    当時、スタッフさんに「女子流はこれから、こういう活動をしていくので、こういう宣言をするよ」って説明をされて、Ustreamの生配信で発表したんですけど、その当時は「アーティスト! なんかかっこいいな」って気持ちでした。自分たちも「じゃあ、これからもっと自分達の歌やダンスに向き合っていかなくちゃいけないな」って思ってましたね。

    でも、いろいろ進んでいく中で「これ、自分たちで制限していくのって窮屈だな」って気持ちもあったし、同年代のグループさんの出ているイベントに自分達が出れないことが悔しいなって思ったりとか。でも逆に、そういう宣言をしたことで出演させてもらえたイベントもあったので。「どっちも出れたら最高だけどな」って。いろいろ考えさせられたなって思います。

なるほど。そこから2年半、そんな活動が続いて。

  • 芽生

    はい。今だから話せる話ですけど、私と友梨で、「アイドルイベントに出させてください」って直談判しに行ったことがあって。

  • 友梨

    あったね。その状況を変えたかったので。「変えたいです。この制限を外したいです」って言いにいきました。

そうなんですね。スタッフさんは直談判に対して、なんて言ったんですか?

  • 友梨

    「自分たちで言いにきたことはすごく偉かったね」って言ってくれて。多分、スタッフさんからすると、私たちの意思がわからなかったんだと思うんです。「メンバーは、ただ単に言われたことについていくだけで、今の状況に対して考えているのか?」って。だから、直談判に行った時に「こういうイベントに出たい」「自分達はこうでありたい」って口で伝えられたので。そこで私たちの気持ちがやっと伝わったのかなって。

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そこから、アーティスト宣言のあと出ていなかったTIFをはじめとしたアイドルイベントにも出るようになったんですね。でも、約2年半。それまで特典会とかで会えていたファンの人たちに会えなくなったりしたのは、辛くなかったですか?

  • 芽生

    辛かったですけど、でも「訓練の時期だ」とも思いました。自分達でクリエイティブについて考える力を養うための期間だったなっていうのは実感していて。作詞に挑戦したり、セットリストも自分たちでゼロから考えたり。「女子流をどうしていきたいか」ってことを考えはじめるキッカケになったのは間違い無いので。そういう期間を与えてもらえたんだって思うし。

    結構アーティスト宣言ってマイナスなイメージで受け取られることが世間的には多いんですけど、新しい出会いがあったりとか、進化するため、変化するための一歩でもあったので。私的には、そんなマイナスに捉えていなくて。ちゃんと今に繋がってるなって思います。

  • ひとみ

    アーティスト宣言より前は、スタッフさんがセットリストを考えてくれて。MCだって台本があって。でも宣言後は、「ここで盛り上がりを作るなら、この曲を入れた方がいいんじゃない」みたいに全員で話し合うように変わったから。やっぱり「ステージに立っているのは私たちなんだ」って自覚ができましたね。

「自分たちが女子流なんだ」っていう。

  • ひとみ

    はい。あれがなかったら、今の女子流になっていないと思うし、自分たちの力も全力で発揮できなかったと思います。

    それに、当時のことを今考えると、アイドル戦国時代が始まって、「次に何か新しい挑戦をしなくちゃいけない、挑まなくてはいけない」って考えがあったと思うんですよね。だからこその決断だったんだろうなって。変化をし続けて、でも中心にある“女子流”としての大事なものはブレずに突き通していたからこそ、今までずっと活動し続けられたんだと思います。