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166組1,000人超のアイドルが出演! 無料観覧やごみ拾いの新たな取り組みも【『かがやきフェス2025』レポ】

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主催グループであり「かがやきフェスPR大使」のほくりくアイドル部

街をきれいにしながら楽しむクリーンなフェス

片町エリアのライブハウス6会場「ダブル金沢」「GOLD CREEK」「RED SUN」「gate Black」「Eight Hall」「金沢AZ」に加えて、今回新設されたのが観覧無料の屋外ステージ「片町きらら」。

複合商業施設「片町きらら」の屋根の付いた全天候型スペースにステージを組んでいるので、雨が降っても安心。誰でも行き来でき、アイドルファンじゃない人にも興味を持ってもらえるというメリットがある。街の一体感や盛り上がりも醸成できる。実際、立ち止まって観覧していた人もいたし、特に外国人は踊ったり動画を撮ったりして、アイドルカルチャーに興味津々のようだった。

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「片町きらら」でパフォーマンスをしたwonder channel

各ライブハウスでのパフォーマンスを見て印象的だったのは、MCで金沢の魅力を伝えるアイドルが多かったこと。ご当地グルメや観光地の話など、楽しさが伝わってきた。片町周辺に飲食店も多く、ライブ後にファンとオフ会をしやすいというのもかがやきフェスの利点だろう。

片町きららのような無料観覧の企画ともうひとつ、海と日本プロジェクトとのコラボ企画『かがやきフェスdeごみ拾い』も無料で参加できる内容で、地元の人たちとかがやきフェスをつなげる意義のある取り組みだったように思う。

『かがやきフェスdeごみ拾い』CM動画

金沢歌劇座か片町きららでごみ袋とスタンプカードを受け取り、イベント会場を周りながら街中のごみを拾い、ごみステーション設置会場の入り口でごみを捨ててスタンプを押してもらうという流れ。スタンプ1個につき1回のガラポン抽選で「オリジナルステッカー」か「近くのお店で使えるクーポン券」などがもらえるということで、記念に参加するファンもいた。

フェスで街が汚れるのではなく、フェスでより街が綺麗になるというのは、都心や他の地域のフェスにも活かせそうだ。