10月11日・12日に石川県金沢市で開催された北陸最大のアイドルフェス『UP-T Presentsかがやきフェス2025』。2日間で過去最多の166組1,000人以上のアイドルが出演し、6,600人以上のファンが集まった。
筆者は、昨年9月7日・8日に開催された『かがやきフェス2024』、今年4月19日・20日に開催された『かがやきフェスSpring2025〜feat.ガラフェス〜』に続いて3回目の参戦(12日のみ)ということで、これまでのかがやきフェスと比較しながら気づいた点をレポートする。
駅を出た時からが『かがやきフェス』
金沢駅に着いて改札を出ると、前回来た時よりも観光客が大幅に増えたようで賑わっている。東口を出ると、ビラ配りアイドルを発見。チラシをもらうと「この後、かがやきフェスに出演する」とのこと。駅の近くに会場はないし、会場が密集している片町までは2kmくらい離れているので、わざわざ駅の方まで来てビラ配りをするアイドルがいるとは思わなかった。グループの宣伝はもちろん、かがやきフェスの宣伝にもなっている。駅に着いた時点でフェスを感じられて気分が上がる。ありがとう、点染テンセイ少女。の泡沫海月(うたかたくらげ)さん。
シェアサイクル「まちのり」でビューンと片町へ。情緒あふれる街並みを走ると穏やかな気持ちになる。

今回のかがやきフェスは、メイン会場となる「金沢歌劇座」と、ライブハウス5カ所と屋外ステージ1カ所が集まる「片町エリア」に大きく分かれていて、片町エリアから金沢歌劇座までは750mほど離れている。1年前のメイン会場は、そこからさらに800mほど先の「本多の森 北電ホール」だったので、片町から歩いて移動するには遠かった。その距離が短縮されて歩いて移動できるのはかなりありがたい。衣装姿のまま会場を行き来するアイドルもたくさんいたし、次の会場に間に合わないのか全力で走るアイドルも何人かいた。
メイン会場はキャパも広くなっている。スクリーンの映像も色々なパターンがあって映えていたし、「NEXT IDOL」の紹介動画も豪華な作りだった。
転換で「ほくりくアイドル部」が出演する地元CMが流れているのを見ると、アイドル部が地域に根付いていることや地元企業・行政に大切にされていることが分かる。hokka北陸製菓『ビーバー』公式テーマソングは耳に残るし、塩気のある『ぶち揚げビスケット』も美味しかった。
