長所だとは思ったことはないですけど、正直者なんです(笑)。
『女の愛想は武器じゃない』というタイトルですが、米村さんが思うご自身の武器、魅力だと思うところはどこですか?
- 米村
うわあ、なんだろう。難しいなー! ……それこそ私、自己肯定感そんな高くないので、自分自身ではわからないです。どこだろう……。でも、私ってずっとこの感じなんですよ(笑)。
その「ずっとこの感じ」すごく分かります。米村さんって、どんな場面でも、とても自然体ですよね。いい意味で気取らなくて、飾らないというか。
- 米村
私、嘘がつけなくて、うまく取り繕えないタイプなんです。あんまり、そこを自分の長所だとは思ったことはないですけど。……正直者なんです(笑)。
いいじゃないですか、正直者が一番ですよ!
- 米村
ありがとうございます(笑)。
続いて、『学校では教えてくれないこと』の第一印象についても教えてください。
- 米村
『学校では教えてくれないこと』はテレビ東京で放送中のアニメ『学校では教えてくれない大切なこと』の主題歌になっています。タイトルどおりの内容で、すごくキャッチーで覚えやすい曲だなと思ったことが第一印象ですね。アニメの主題歌として、お茶の間に届くことも嬉しいです。
“お茶の間を楽しませる”OCHA NORMAにぴったりですね!
- 米村
はい! そして、OCHA NORMAを知ってくれるきっかけになる曲になったらいいなって。例えば、Berryz工房さんが『イナズマイレブン』の主題歌を歌っていたからBerryz工房さんを知ったり、『きらりん☆レボリューション』の月島きららちゃんの声優をモーニング娘。の久住小春さんが担当していたことから、ハロー!プロジェクトを知ったOCHA NORMAのメンバーもいるんです。私たちのことを知ってもらえるきっかけになるかもしれないから、アニメの主題歌を担当させてもらえることは、すごく嬉しいですね。

『学校では教えてくれないこと』は47 都道府県ツアーのツアーファイナルで初披露されていましたが、ファンの方の反応はいかがでしたか?
- 米村
初披露にも関わらず、すごく一体感がありました(笑)。曲に入る前に、「サビの「先生!」のところで、私たちが言った後にファンの皆さんに「先生!」と言ってください」とお伝えしてから初披露したんですが、皆さんバッチリでした! すぐ覚えられる曲だと思いますし、振付も皆さんが真似しやすいように作ってくださっているので、ファンの皆さんと一緒に楽しみたいです。
PASSPO☆の元メンバーでアイドルプロデューサーの槙田紗子さんが振付を担当されていますが、槙田さんの振付はいかがでしたか?
- 米村
槙田紗子さんの振付は、もう本当に最高です! 過去にも、アルバム収録曲の『宇宙規模でダイスキ宣言!』の振付でお世話になっていますが、シングル曲で振付を付けていただくのは、今回が初めてです。今回は、『学校では教えてくれないこと』の世界観をそのまま表現するような振付をつけていただきました。
「先生!」の手を挙げる振り付け、いいですよね。
- 米村
米村 そうなんです! あの振付の中にも細かいポイントがたくさんあって、「先生!」のとき、腕はしっかり耳の横まで伸ばす! そのあとの左右を指さすところは脇を締めて足を動かさないようにする、みたいな細かい動きまで丁寧に指導してくださって。さらに、「ここはちょっと真顔でやったほうが面白いよ」と表情の付け方などの表現面についてもたくさんアドバイスをいただいて。それを忠実に再現できるように意識してパフォーマンスしてます。とくに私、人よりも表情筋がよく動くタイプなので、自信あります(笑)。