来栖りんさんに憧れて
公式YouTubeチャンネルを拝見しましたが、桜井さんは前職がUSJ(ユニバーサル・スタジオ・ジャパン)のキャストで、浅月さんは学校給食を作っていたそうで。アイドルをやるのはティラミスが初めてですか?
- 桜井
2人とも初めてです。
- 浅月
私は幼少の頃からアイドルが好きで、特に「26時のマスカレイド」(2022年10月解散)さんにいた来栖りんさんは憧れです。お洒落でメイクも勉強になるし、辛い時も来栖さんの活動を見て頑張れたので、「私もそういう存在になりたい」と思って。高校生の時は、新メンバー募集オーディションを受けようかすごく悩みました。
その時はオーディションを受けなかったんですか?
- 浅月
自分に自信が持てなくて、一歩を踏み出す勇気もなくて諦めました。それからは周りに流されるまま大学になんとなく進学して、なんとなく就職をして。2年半が経って「今動かないと、この先ずっと流されたままだな」と思った時に、今回のオーディションを見つけて。「アイドルをやるなら来栖さんのいた事務所に入りたい」と思って、受けました。
浅月さんは静岡出身なので、大阪で活動することに不安はなかったですか? 方言やノリの違いとか。
- 浅月
面白いトークが出来るわけでもないし、キャラ負けするんじゃないかとは思いました。それもあって話を盛ったりしてお笑いを勉強しようと思った時期もあったけど、結局ダメでした(笑)。

チャレンジはしたんですね(笑)。地元・大阪出身の桜井さんはアイドルを目指したのはいつ頃からですか?
- 桜井
母がモーニング娘。さんが好きで、お腹の中にいた時から聴いてたし、1歳の頃から一緒にライブにも行っていて、漠然とアイドルになりたい気持ちはありました。でも、「私は無理だろう」と勝手に決めつけていて。高校生の時に10期生の佐藤優樹さんを見て救われたことがきっかけで、「私も誰かに元気を与えられる存在になりたい」と思って、高3からオーディションを受け始めました。
佐藤優樹さんのどういうところに救われましたか?
- 桜井
周りを翻弄するような天真爛漫な方だったんですけど、私も似ているというか昔から「変わってるね」って言われることが多くて。学生時代はそう思われないように繕ったりしていたけど、それが結構しんどくなっちゃった時に佐藤さんを見て、逆にたくさんの人を魅了している姿が素敵だなと思って。ステージの上だったら、私も自分らしく生きられるんじゃないかと思うようになりました。
桜井さんはどのくらい変わってたんですか?
- 桜井
私は覚えていないけど、高校の同級生が言うには、教壇の真ん中で突如エアギターを弾いてたみたいです(笑)。あと、授業中に寝ちゃうことが多くて、ちょっと揺れを感じた瞬間、「地震だ!」と思って私だけ机の下に隠れたりして、みんなキョトンとしてました。

トリッキーな人ですね(笑)。リーダーですし、しっかりものかと思っていました。
- 浅月
くるちゃんはしっかりはしているけど、どこか抜けてる部分があるというか。個人配信とかでよく言い間違えをしたりして、大ボケをかます時があって。それを視聴者さんから突っ込まれている掛け合いが面白いです(笑)。