米村姫良々・カバーガールインタビュー「10年前の私はワーキャーしているタイプで、楽しいことが大好きで、それが正義だと思っていたぐらい」

最初は、「サンクスムービー？　何それ」って思っていました（笑）。昔にいたスタッフさんが、「3周年おめでとう！」、「やっほー！　頑張ってる？」って登場するのかな？　とか。でも自分たちがデビューした時からの歴史を振り返るような内容になっていて。「これがサンクスムービーというものなんだな」と思いながら見ていたんですけど、途中で「おや？」って……。

映像が終わりかけたぐらいの時に「うん？」と思って。画面に『そして、“さらなる高みへ”』と出たので「あれ！？」ってなって、「もしかして……。え？　日本武道館？　え？　来い！　来い！」と思ったんですよ。そしたら、映像で上空からの日本地図がどんどんアップになっていって、東京にズームされていって“武道館”！　となったので、「来たーー！」と思いました。

いや、驚きのほうが強いですね。もちろん喜びもあるけど、OCHA NORMAの日本武道館公演が、こんなに近いものだとまったく思っていなかったし、正直まだ何年も先のことだと考えていました。だから、驚きすぎて言葉も出なかったです。

「すぐじゃない？」って思いました（笑）。3ヶ月なんて、自分たちが思っているよりも、多分あっという間ですよね。

今まで47都道府県ツアーをずっとやっていたんですけど、ファンの方もたくさん見に来てくださったり、ずっと近くで応援してくださっていたので、ファンの方から「OCHA NORMA、次のステップに行けてよかったね」という想いがすごく伝わってきました。ファンの方とも一緒になって作り上げてきた期間だと思っているので、一緒に喜びを分かち合えた感じがして、すごく嬉しかったし、グッと来ました。あの歓声からは、いろんな想いを感じたし、忘れられないです！

皆、すごく泣いていましたね（笑）。「OCHA NORMAのメンバーって、そこまで涙もろい子いないな」と思っていたので、泣いている姿を見て、「すごく良い涙、流しているな〜」って思いました（笑）。

クセなのかわかんないですけど、心の中でぐわーと来ていても、あんまり涙に反映されないタイプなんです。でも、心の中ではすごかったです。グッときすぎて、上半身が爆発しそうでした！

はい。ハロー！プロジェクトの全グループのオープニングアクトをしたんじゃないかっていうぐらい、いろんな先輩方の日本武道館公演に行きました。

そうですね。「いつか立てたらいいな」と思いながら、やっていました。でも、先輩方の日本武道館公演を見学させていただく時は、「私も武道館のステージに立ちたい！」というよりも、「OCHA NORMAが日本武道館のステージに立って、良い公演をお届けするためには、これが必要だな」、「もっとこうしていかなきゃいけないな」という目線で見ていましたね。先輩方のステージを見て、必要だと思ったところを、あと3ヶ月間で全部しっかり整えなきゃいけないので、もう時間がないです。

まだ少しふわふわしていますけど……、でも「現実的に考えなきゃ」っていう気持ちがあって（笑）。私たちは、今までライブハウスでライブすることが多かったので、武道館となったら何もかもが変わるんですよね。音響も、踊り方やステージの使い方、エネルギーの届け方とかも、180度違うと思うので、そこに追いつけるのかなという不安がすごくあります。今まで、OCHA NORMAとして、ホールツアーでいろんな会場を回るという経験が少ないので、大丈夫かなという不安があります。

えーカッコいいですね！　もちろん自分たちもそういう気持ちでやりたいです。やっぱり私たちは、ライブハウスでの公演があったからこその日本武道館だと思うので。

そうですね！　……って、絶対に思えないです（笑）。

パフォーマンスして、映像を見て、整えて、「こうしたらいいんじゃない？」、「ああしたらいんじゃない？」を繰り返して、本番を迎えるのかなと。現在の8人体制になってから、メンバーとの絆もすごく深まりましたけど、さらに大きな夢を叶えていくために、皆の意識もより高まると思います。だから、とても特別な3ヶ月間になると感じています。

必ず、いいものをお届けしますので、ぜひ遊びに来てくれたら嬉しいです！　皆、大好き！　ラブ！　愛してるー！！