目標はいっぱいあるんですけど、歌番組に出たいです!
橋本さんは16歳からお芝居を始めたということですが、映像が中心ですか?
- 橋本
そうですね。地上波のドラマやショートドラマが多いです。でも、やっぱりドラマや映画で、大きな役で出演したい気持ちはずっとあります。俳優としての橋本乃依でもアイドルとしての橋本乃依でも、どちらで知っていただいても私はすごく嬉しいし、ラジオもだいぶ素を出しているので、ギャップを楽しんでもらえたらいいなって思います。
お芝居は何がきっかけでやりたいと思ったんですか?
- 橋本
小さい頃から人を笑わせるのが好きで、幼稚園生の頃は芸人さんになりたくて、スーパーとかの小さいステージの上で「あるある探検隊」とかをしてました。お芝居は事務所に入ったタイミングで始めたんですが、本当に楽しくて大好きで、もっとたくさんの役を演じられるようになりたいです。

事務所には何がきっかけで入ったんですか?
- 橋本
自分から事務所に入ったというよりは、声をかけていただいて。地元が千葉で、あまり東京に行く機会はなかったんですけど、友だちと原宿にお出かけした時に別の事務所に声をかけていただいて。後日、母と一緒に渋谷に面接に行ったんですけど、その帰り道に今の事務所に声をかけていただきました。
スカウトされて面接を受けた直後にまた別のスカウトに会うなんて、それも運命的です。
- 橋本
私と母が駅のエスカレーターを降りていたら、反対側から目力の強い女性がこちらをじっと見ながら上がってきて。その後、すごい勢いで階段をかけ降りてきて、走って追いかけてきて「ちょっといいですか!?」って(笑)。

そこまで必死になるほどの原石を見つけたんですね。
- 橋本
そのマネージャーさんは今は事務所を離れているんですけど、早く売れて恩返ししなきゃっていう気持ちがずっとあります。同期で辞めちゃった子も多いし、私が事務所に残っていることも奇跡なくらい。今回アイドル活動という新たな挑戦の機会をいただけて、ここで売れなきゃいけないという覚悟があります。
俳優とアイドルの面を持ち合わせている点でいうと、『推しの子』の有馬かなのような存在ですね。
- 橋本
そうなれたらすっごくうれしいです(笑)。

先ほど「大きな目標」の話が出ましたが、どんな目標でしょうか?
- 高橋
いっぱいあるんですけど、歌番組に出たいです!
- 橋本
私は、5人がそれぞれの分野で輝けるアイドルグループになれたらいいなと思います。 お芝居、モデル、バラエティー、情報番組、インフルエンサーとか強みを生かして活躍していけたら。
武道館とかではなく、より広い地上を目指すというのがいいですね。
- 高橋
紅白歌合戦に出るのも夢です! 簡単ではないことは当然分かっているけど「来年のお正月は家にいない」っていう目標はあるし、母や弟とかも「来年の正月は一緒に過ごせないかもね」なんて、話しています(笑)。

そういうマインドでいるってことが大事かもしれませんね。最後に、7月11日(金)はお披露目デビューライブがあり、その後は7月26日(土)の『ガラフェスDASH!!』など、対バンもどんどんと決まっています。ファンや読者に向けてメッセージをお願いします。
- 高橋
こんな私ですが、いつも温かく応援してくれてありがとうございます。この5人のメンバーは本当にみんな素敵で、心優しくて、思いやりもあっていい子たちなので、私だけでなくメンバー全員のこともぜひ温かく応援してくれたら嬉しいです。 5人でみんなのことを絶対に幸せにします!
- 橋本
アイドル活動自体は初めてで、すごく緊張してたり、ドキドキしたりするんですけど、俳優としての私も、これからアイドルとしての私を知っていただける方も、みんながハッピーになれるような存在でいられるように頑張るので、温かく見守ってくれたら嬉しいです。みんな魅力的で、 いいメンバーがそろっています。……って、なんだか魚の売り文句みたいだね(笑)。

「今が旬」って感じですね(笑)。
- 橋本
ぜひ、箱推しで応援してくれると嬉しいです!

PROFILE
高橋遥花(左)
たかはし・はるか
2002年11月28日生まれ、東京都出身。身長160cm、レッド担当。
趣味・特技は、アニメ・漫画・映画鑑賞・旅行・歌・ダンス・描画・どこでも寝られるところ。Chuu♡Cuteのロゴデザインなどのクリエイティブも担当。
PROFILE
Chuu♡Cute(チューキュート)
キャッチコピーは”too cute”な私たちが、君に夢chuu。
“可愛すぎる”を意味する「too cute」と、プロデューサーである長澤茉里奈の愛称“まりちゅう(Marichuu)”の「chuu」をかけ合わせた造語で、“夢中”や“キス=chuu”の意味も含んだ、多幸感あふれるネーミングです。
グループの世界観は、「とにかく可愛くて、でも芯があって、誰かの心に寄り添えるアイドル」。
現代を生きる女の子たちが、それぞれの個性を武器に、“夢中”になれる瞬間を届けます。
取材・文/赤木一之 撮影/白木淳也