私も「夏のシンデレラ候補」を選びたい!

グランプリになって、ファンの方の反応はどうでしたか?
- 日比野
去年の最終結果が出てから知ったんですけど、ファンの方が事前に「グランプリおめでとう!」みたいな横断幕を作ってくれていたみたいで。それもずっと申し訳なくて心残りだったんですけど、今年はグランプリを獲った後のライブでフラワースタンドと一緒にその時の横断幕を掲げてくれて。すごい嬉しかったし、去年の悔しさを払拭できたっていうのを実感しました。
1年分の思いが詰まった悲願のグランプリ。そんな特別なTIFに向けて、今年のラフ×ラフはどんなパフォーマンスを見せていきたいですか?
- 日比野
ラフ×ラフは今年3年目で、バラエティーや大喜利をやるグループというイメージはなんとなく付いてきたと思うんですけど、「歌やダンスはどうなの?」ってふわっと思われてるんじゃないかと、メンバーとも悩むことがあって。なので、今年の夏は、歌やダンス、煽りの部分でも盛り上げられるんだぞっていうところを見せていきたいです。

今年は、メンバーの佐々木楓菜さん作詞作曲の『君ときゅんと♡』、R-1チャンピオンの友田オレ氏作詞の『夏の覚悟を今決めろ!』と、強い曲も増えてきています。
- 日比野
ここからさらに新曲を出す予定なので、この夏にかけています!
日比野さんは14年前の第2回目のTIFで「みにちあ☆ベアーズ」として出演し、その後、「青春高校3年C組」としても出演。今年でTIFは8回目の出演です。PR大使として申し分ない実績だと思いますが、改めてTIFに来る方へのメッセージをお願いします。
- 日比野
毎年、同じTIFはないというか、熱量がどんどん更新されていますし、初めての人も、そうじゃない人も、ここでしか味わえないステージを見られると思います。アイドルの皆さんもTIFでしか出ない最高級のパフォーマンスを披露すると思いますし、豪華なコラボステージもあります。ぜひ遊びに来てほしいです。一緒に汗をかいていきましょう!
確かに、TIFでしか見られない表情だったりパフォーマンスはあります。だからこそ、日比野さんはガラスガールとTIFのコラボ企画「夏のシンデレラ2023」(※)にも選ばれたので。
※TIFの3日間、ガラスガール取材班が「キラキラなアイドル」を毎日ひとりずつ選出。3日間で選出されたメンバー(約30名)の中から後日「夏のシンデレラ」(=この夏、一番輝いていたアイドル)を決定し、ガラスガールのカバーガールに登場してもらう。

- 日比野
あの時はありがとうございました! 去年の「夏のシンデレラ」は、「絶対、リンリンちゃん(現・RainTreeの鈴野みお)が選ばれるな」と思ってました。
チェックしてくれてたんですね。どうしてリンリンさんが選ばれると?
- 日比野
選出されたアイドルさんの中で一番、「ガラスガールさんが好きそう」って思いました(笑)。あと、私も取材班として参加したいです! 「日比野芽奈がピックアップした夏のシンデレラ候補は?」って感じで。
「PR大使が選ぶ夏のシンデレラ候補」いいですね。では、歴代「夏のシンデレラ」として、選ばれるためには出演アイドルは何を心がければいいと思いますか?
- 日比野
私の場合は大喜利で大スベりした後の「負け顔」で選ばれたので、他のアイドルさんとはちょっと違った視点のような気がするんですけど(笑)。
「負け顔」だけで選ばれたわけではないです(笑)。
※TIF2023×ガラスガール! TIF2日目で見つけた“夏のシンデレラ”候補を一挙紹介!
- 日比野
(笑)。それも含め、その時もウケると思って全力投球で挑んだので、パフォーマンスすべてに全力を注いでいれば輝くと思います。みんな、夏のシンデレラになれる!
本当にみんな輝いていて、毎回、悩みに悩んで選んでいます。
- 日比野
いつものファンの方じゃない方も見てくれるので、全アイドルが新しいファンを獲得するチャンスだと思うし、人生を変えようと思って参加するアイドルさんもいると思います。それこそ、ガラスガールさんのように業界の方もたくさんいるし、「爪痕を残す」という気持ちで挑んだ方がいいと思います。


そして、ファンの方はその様子を見て心を動かされると。
- 日比野
そう、去年の私の最終面接の時になかった必死さが大事です!
すごい! ちゃんと落としましたね(笑)。
- 日比野
事務所から「ラフ×ラフは必死さが足りない」ってよく言われるので(笑)。私たちも今年も必死でTIFに挑みます!

PROFILE
日比野芽奈(ラフ×ラフ)
ひびの・めいな
2001年6月27日生まれ、神奈川県出身。B型。ピンク担当。
趣味は、ラーメン巡り・ディズニー。ゴルフ練習中。
特技は、よく食べる・50音で可愛いセリフ言えちゃう。
大事にしたい言葉は「自信」。大喜利のタイプは「ベリーキュート」。
オフィシャルホームページ
https://roughlaugh-official.com/取材・文/赤木一之 撮影/はぎひさこ