INTERVIEW

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「アイドルを続ける選択をして良かった」菜森未咲・望月唯織(なみだ色の消しごむ)インタビュー【新メンさんいらっしゃい!(第17回)】

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望月唯織(左)、菜森未咲(右)

今やろうと思ってることに全力になった方がいい

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菜森さんはどうしてアイドルになろうと思いましたか?

  • 菜森

    私は中学生の最後くらいにあまり学校に通えない時期があって、その頃に乃木坂46の西野七瀬さんをテレビで見てひと目惚れして、西野さんのおかげで生きられたというか、助けられました。「人前に出るのが苦手な性格だからこそ、キラキラした人になることで西野さんみたいに希望を与えられる人になれるかもしれない」と思いました。

「人前が苦手」って、どんな感じだったんですか?

  • 菜森

    周りの子と目も合わせられないし、あまり話せなくて。中学高校が一番、自分で自分のことが分からない状態でした。家族にも気を遣っちゃうみたいな。勉強は好きで頑張っていて、北海道出身というのもあって「親からしたら、北大に進学して職に就く道に進んでほしいだろうな」って勝手に思い込んでました。それでもアイドルになりたかったから、「東京で勉強したいことがある」と進学を口実に上京しました。

青山学院大学を卒業されていますよね。一発で受かったんですか?

  • 菜森

    はい。

  • 望月

    すごーい!

望月さんは勉強は苦手?

  • 望月

    受験勉強をせずに制服が可愛い高校に進学したくらいなので、授業中は寝……睡眠学習をしてました!(笑)。成績はすごく悪いわけではないです!!

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(笑)。アイドルになった時、菜森さんのご家族はどんな反応でしたか?

  • 菜森

    東京に出てきてからは結構オーディションを受けてて、前のグループで初めてアイドルをやるってなった時に母親に電話で伝えました。そしたら、「歳を取ったらやろうと思ってもできないから、今やろうと思ってることに全力になった方がいいよ」って、すごく応援してくれました。

菜森さんからすると「親の期待を裏切ってしまうのでないか」という不安があったと思いますが、逆に背中を押されると泣いちゃいますね。

  • 菜森

    泣きました(笑)。オーディションも落ち続けていたんですけど、「意外と根性あるね」って言ってくれました。

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望月さんは家族に「アイドルなりたい」って伝えた時、どんな反応でしたか?

  • 望月

    「えっ、めっちゃいいじゃん!」って感じです(笑)。お披露目ライブと、対バンにも1回来てくれました。

  • 菜森

    私の親も前のグループの時に2回ほど見に来てくれました。

素敵なご家族ですね。

  • 菜森

    唯織ちゃんとは、家族の仲の良さも似てる部分があるなって思います。

今回、私服を着て来てもらいましたが、偶然、似た系統の服だったので驚きました。それだけ相性がいいのかなと。お互い、初めて会った時の印象はどうでしたか?

  • 菜森

    私、人見知りで絶対に自分から声をかけるタイプじゃないのに、オーディションの最終審査の待ち時間で唯織ちゃんとちょっと話した時に、「めっちゃ仲良くなれそう」と思って、受かったその日に私からご飯に誘いました。それ自体がすごい珍しいことで自分でもびっくりです。

  • 望月

    私も人見知りだから、声をかけられた時、未咲ちゃんのことを「陽キャだ!」と思いました(笑)。

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菜森さん言うように、望月さんは話しやすいオーラが強い気がします。

  • 菜森

    最初からすごい気を使う感じもなく、いつもにこやか。私は笑顔が苦手なのでいいなと思って、第一印象で癒されたし、仲良くなりたかった。

  • 望月

    私も初めて一緒にご飯を食べた時、すごい話しやすかった。気を遣って喋り続けたり質問を考えたりするわけでなく、自然と話せる雰囲気があって。

  • 菜森

    気まずさがまったくなかったね。

いい空気感ですね。