一時期はアイドルを見ないようにしていた

この春に行なわれた新メンバーオーディション。おふたりはなぜ受けようと?
- 菜森
私は前のグループにいた時からなみけしが大好きで。ライブにも足を運んでいたし、憧れのグループでした。それで、前のグループが解散するタイミングでちょうどオーディション募集が出ていて、「これは運命だ」と思って応募しました。「好き」という気持ちが一番の動機です。
その気持ちがあったからこそ受かったんだとは思いますが、ご自身で決め手は何だったと思いますか?
- 菜森
う〜ん、「真面目さ」かな(笑)。でも、まさか入れると思っていなかったから、気付いたら最終審査までいっていて夢みたいでした。
推しグループに加入するって、本当に夢のような話ですね。
- 望月
私は「なみだ色の消しごむ」というグループ名は知っていたけど、曲とかライブの様子は知らなくて。受ける前に色々調べて、曲もダンスも素敵だったので応募しました。
他のオーディションもいくつか受けていたんですか?
- 望月
受けて合格もいくつかもらっていたんですけど、なみけしのオーディションを受けたくて断りました。直感的にビビッときたのがなみけしで、「もし落ちたら前の仕事に戻ろう」とも思っていました。
ただアイドルになりたいわけではなく、「なみけしでアイドルをやりたかった」と。受かった決め手は何だったと思いますか?
- 望月
「真面目さと誠実さ」とか「ポテンシャルを感じます」みたいなことは事務所の方に言ってもらいました。
- 菜森
えっ!?(プロデューサーを見ながら)私、何も言われてないよ(笑)。

経験者ですし当たり前すぎて言わなかったのかもしれませんね(笑)。そもそも、おふたりはどうしてアイドルになろうと思ったんですか?
- 望月
小さい頃からテレビでAKB48さんとかを見ていてやってみたい気持ちはあったけど、思春期というか、小中学生の時はそういう話をするとバカにされるじゃないですか。だからその気持ちにずっと蓋をしていました。
実際に何か言われたことは?
- 望月
周りに「アイドルになりたい」って言ったことはないけど、例えば「あのアイドルのあの子が可愛い」みたいな話をすると、「選ばれた子しかなれないよね」っていう会話になる。そうすると、「私は住む世界が違うよなあ」ってネガティブになってしまって。一時期はアイドルを見ないようにしていました。
そこまで蓋をしていたけど、思いが溢れ出てきたわけですね。
- 望月
「今、挑戦しないと後悔する」と思いました。
