“職業としてのアイドル”をまっとうできる環境だなって
MINAさんはなぜオーディションを受けようと?
- MINA
以前にもアイドル活動をしていたんですけど、グループを卒業するとき、自分の中に不完全燃焼感があったんです。私がもっとがんばっていれば思い描いていた夢……たとえばZeppでのワンマンライブとか、そういうことも叶えられたのかもしれないって。それをあらためて実現するために応募しました。
ただ、Zeppワンマンは当然アプガグループの射程にも入っているだろうけど、同じくらいの規模感で活動しているグループはほかにもありますよね。そんな中、なぜネオアゲを選んだんでしょう?
- MINA
アプガのどのグループの音楽も好きだし、YU-Mエンターテインメント(アプガグループが所属するプロダクション)は“ホワイト”だっていう印象が強かったからですね。
- 渡辺
ホントに!?
- MINA
アイドルたちの中でホワイトで有名ですよ。
確かに3月まで募集していたネオアゲの第2次オーディションをPRするインタビューの中で青柳さんたちも「ウチは保険とか福利厚生がしっかりしている」って強調していましたよね。
- 青柳
一緒にインタビューを受けていたアプガ(プロレス)の鈴木志乃ちゃんが特に力説してました(笑)。
- 渡辺
志乃ちゃんやMINAちゃんは社会人経験があるから、そういうことがわかるのかなあ。私は高校生のころからこの世界にしかいなくてほかのお仕事のことを知らないからあんまり実感がなくて。しかも昔のアプガ(仮)姐さんたちってプロレスラーの私でもビックリするくらいフィジカルトレーニングに力を入れていたり、ハードな指導を受けていて本当に大変そうで。今もその印象があるから、正直「ホワイト???」って思ってます(笑)。

- MINA
でも、事務所を通じてフィジカルトレーニングがしっかりできるようになっているのって実はすごいことで。それに練習スタジオが広いからいつでもマイクを使ってレッスンできるのも恵まれているし、SNSの運用やメンタルトレーニングの講習を受けられるのもけっこう珍しいはずですし。……あっ、あと、お仕事の日にはちゃんとお昼ごはんや交通費が出ます!
- 渡辺
それは大事!
- MINA
“職業としてのアイドル”をまっとうできる環境だなって思ってます。

その環境を手に入れるため、つまりオーディションではどんなことをしたんですか?
- MINA
書類審査のあと、実技審査と対面審査の様子がネットで公開される配信審査というのがあって、その後「最終審査です」ってあらためて呼ばれてサプライズで合格発表されました。
オーディションは大変でした?
- MINA
応募したころ病院で働いていたので仕事とオーディションを両立できるのかすごく不安だったんですけど、やれるところまではやってみようと割り切れるようになってからは楽しかったですね。配信審査の期間は1週間だったんですけど、あっという間に過ぎていった感じです。
ズバリ、オーディションの勝因って分析できたりします?
- MINA
ほかの人と同じことをしてもしかたないからということで、人とは違うことをしたからかなあ。実技審査は歌唱審査で、対面審査は特技を披露したり自己PRしたりする面接だったんですけど、その対面審査で「耳を動かしながらアプガの一員になったらやりたいこと」を発表したんです。(左の髪をかき上げて耳を動かしながら)こういう感じで。
- 2人
おーっ! 動いてる動いてる!
- MINA
でもこれを見た審査員の方はみんな静まりかえっていて……。だからなんで受かったのか、実はよくわかってません(笑)。
青柳さんや渡辺さんから見るにMINAさんの勝因は?
- 青柳
書類審査をしているころ、応募してくれたみなさんの履歴書を見せてもらったんですけど、お目目ぱっちりで普通にめっちゃかわいかったから、合格したって聞いたときは「それはそう」って思ってました。
- 渡辺
配信審査やネオアゲお披露目の配信を観ていても姿勢とかやる気が違っていましたし。「とりあえずアイドルになりたい!」じゃなくて、アイドルとしてちゃんと上を目指してやってきた感じがすごく伝わってきてました。
