5月6日、アップアップガールズ(仮)が当時の体制でのラストライブ「アップアップガールズ(仮) Anniversary LIVE FOREVER YOUNG 〜それぞれの人生が正解ですっ!〜」を東京・飛行船シアターで開催。そのエンディング中、現在アップアップガールズグループが展開している新プロジェクト「UP UP NEW AGE ネオアゲ」の第1次オーディションの合格者5名のうち、MINAとMARINが今夏からアプガ(仮)の正式メンバーとして活動することを発表した。
そこで今回ガラスガールではアプガグループの先輩と後輩を直撃。5月以降も唯一アプガ(仮)に残ることを決め、このたび新メンバーを迎え入れることになった青柳佑芽(ゆめ)と、アップアップガールズ(プロレス)のメンバーであり、東京女子プロレスの所属レスラーとしても多くの後輩と向き合う渡辺未詩。そしてアプガ(仮)の新メンバー・MINAに、ネオアゲプロジェクトの現在と、ネオアゲがアプガ(仮)やアプガ(プロレス)、ひいてはアプガグループにもたらすものについて大いに語ってもらった。
初めての後輩にどうやって“先輩面”してやろうかって
まずMINAさんにうかがいます。先輩って怖い?
- MINA
「未詩さん、プロレスの試合のときみたいに私のことも持ち上げてくれないかなあ」と思ってます(笑)。そんなことを思えるくらい、おふたりとも1ミリも怖くなくて。今は新しい状況に直面することが多くて、そのたびに緊張しているんですけど、いつも優しい言葉をかけてもらっています。
そんな優しい先輩方に囲まれるきっかけになったのは「UP UP NEW AGE ネオアゲ」のオーディション。あらためてネオアゲってどんなプロジェクトなんですか?
- MINA
アップアップガールズグループの研究生・研修生を募集するプロジェクトで、私が今度アップアップガールズ(仮)に加入することになったように、合格した子はみんないずれデビューすることを目指してレッスンをしています。ただ、そのデビューの仕方がちょっと変わっていて、合格した時点では全員、アップアップガールズ(仮)かアップアップガールズ(プロレス)かアップアップガールズ(2)のうちどれかのグループに新メンバーとして入る可能性もあるし、ネオアゲの合格者だけで新グループを結成する可能性もある、という状態なんです。

合格者はいつか特定のグループの一員としてデビューするんだけど、ひとまずアプガグループ全体の妹分になる、と。青柳さんや渡辺さんはそんな“みんなの妹”がやって来たことについては?
- 青柳
私が加入して以降、アプガ(仮)には新メンバーが入ってこなかったから後輩らしい後輩がいたことがないんですよ。だからMINAちゃんたちネオアゲの最初の合格者が発表されたときはめっちゃうれしくて。初めての後輩にどうやって先輩面(せんぱいずら)してやろうかってずっと考えてました(笑)。
実際、先輩面できてます?
- 青柳
できてないです! 私、アイドル以外の人生でもそもそも先輩をしたことがなくて……。しかも私がアプガ(仮)に加入したときには先輩メンバーが関根梓さんしかいなかった上に、関根さんが全然先輩面をしない、とてもいい方だったんです。「ジュース買ってこい」みたいなことを言われたこともないし、実は先輩面がどういうものなのか、よくわかってなくて。今は先輩初心者です……(笑)。
渡辺さんは? アプガ(プロレス)にはあとから加入した後輩メンバーがいますよね。
- 渡辺
だから佑芽ちゃんにとっては“先輩の先輩”に当たるはずなんですけど、私も先輩が上手なタイプじゃないというか……。
でも渡辺さんにはプロレスラーという横顔もある。プロレスの世界は上下関係がすごく厳しそうな印象があります。
- 渡辺
確かに所属団体の東京女子プロレスでもだいぶ後輩が多くなってきて、先輩歴も長くなってきたんですけど、みんなフレンドリーなんですよね。私自身、先輩レスラーのことはもちろん尊敬しているし、後輩も後輩でちゃんと後輩として振る舞ってくれているんだけど、根っこの部分では先輩とも後輩とも仲のいい関係を築けているから、私も先輩面をされたこともなければ、したこともなくて。ただアプガ(プロレス)や東京女子の後輩と、ネオアゲメンバーはちょっと違っていて面白いなと思ってます。「直属の後輩ではないんだけど、確かに私の後輩ではある」という関係すごくは新鮮だし、楽しいです。
確かにそういう関係って珍しいですね。
