INTERVIEW

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【PICK UP!インタビュー・002】将来の安泰よりも夢を選んだのはなぜなのか? HKT48・梁瀬鈴雅「どんな形でもいいので、病気の方の心をサポートできるような仕事をしたいです」

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小1で受けた全国統一テストは神奈川県で1位

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 公立の小学校で育った身からすると、彼女の口から次々と飛び出すエピソードはまるで別世界の話を聞いているようだった。彼女の“武勇伝”はまだまだ続く。

習い事はしていましたか?

  • 梁瀬

    はい。英語、ピアノ、水泳、フィールドホッケーをしていました。ホッケーは珍しいかもしれないですけど、慶應の集まりで習っていました。でも、習い事はどれも苦手で、毎晩泣きながら辞めたいとお母さんに言っていた時期もありました。

どれくらい続きましたか?

  • 梁瀬

    英語は幼稚園から中学3年生までです。小学校1年生で英検3級を取りました。

英検3級って中3レベルですよね?

  • 梁瀬

    そうですね(笑)。

ちなみに、通学中は何をしていましたか?

  • 梁瀬

    往復で4時間かかるので、読書をして過ごしました。図書館でミステリーや伝記を借りてきて、読んでいました。今でもミステリーは大好きです。

小学校時代、どれくらいの成績でした?

  • 梁瀬

    小学校の時は学年で1位を争っていました。小説を書く校内のコンテストでは最優秀賞を取りました。あと、小1で受けた全国統一テストは神奈川県で1位でした。

もはや笑うしかありませんね(笑)。

  • 梁瀬

    でも中学に上がると、成績はガクンと落ちました。やっぱり外部(※)の子はすごかったです。世間の厳しさを初めて知りました。

※編集部注 エスカレーターではなく、中学や高校入学タイミングで途中から私立に入ってくる生徒のこと

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将来は何になりたかったですか?

  • 梁瀬

    ウチは「国家資格を取らないとね」という教育を受けていたので、そうなるのが当たり前だと思って、勉強していました。

というと、医者か弁護士かという?

  • 梁瀬

    はい。自分ではレールに乗っているという感覚もありませんでした。それが当たり前に育っているので。この道を進んでいけば、幸せになれるんだと思っていたから、むしろこのレールから外れたくないと考えていました。