INTERVIEW

INTERVIEW

新メンバー・多田萌加&山下彩耶が加入後感じた“タイトル未定らしさ”。「多分、このパワーは5人の中で循環しているんだろうなって」

01_mitei
(左から)多田萌加、山下彩耶

ネガティブとポジティブで、ちょうどいいふたり

14 mitei

ちなみに、おふたりがお互いを紹介するなら?

  • 山下

    萌加ちゃんはとにかく「お姉さん」ですね。私、実のお姉ちゃんが2個上にいるんですけど、「スポーツできそうだけど実はできない」とか、ちょっとおドジで、いい意味で完璧じゃないところがすごく似てて。

山下さん的に親しみがある、と。

  • 山下

    ですし、頼れるとか尊敬しているって意味でも「お姉さん」です。たとえば机の上に飲み物があるとしたら、まず自分じゃなく私や周りの人に配るみたいに、すべてにおいてサラッと他人を優先するところとか。あと、ふたりで「明日はここに来てください」って言われたら、言われた瞬間にマップ開いて調べてるところ。

  • 多田

    えぇ? みんなするでしょ?

  • 山下

    いや、彩耶はできない。私は「はーい。じゃあどうやって行く〜?」みたいな話をするところから始めちゃうけど、萌加ちゃんはすでに調べてる。姉御肌だなって。

姉御肌はまた違う意味合いが出ますけどね(笑)。でも信頼している、と。

  • 多田

    嬉しいです。でも私も彩耶ちゃんは別の意味で「しっかりしてるな」って信頼しているんです。私のほうが年上だけど、私よりずっと心がしっかりしてる。

15 mitei

山下さん、自他ともに認めるポジティブな人なんですよね。

  • 多田

    そう。私がネガティブな人だから、本番前に「どうしよう、どうしよう」ってなってる私の横でどしっと構えている強さがすごいなって。きっとこれまでの活動で酸いも甘いも経験してきたからこそ、こうなんだろうなって思うんですけど。私、彩耶ちゃんがいなかったら多分、この数ヵ月も走りきれなかった。

  • 山下

    レッスンの先生にも言われました。「ネガティブとポジティブで、ちょうどいいふたり」って。

16 mitei

多田さんはどんなときにネガティブになるんですか?

  • 多田

    基本、ひとりでいると反省しかしないタイプで。本番前も本番中も、なんだったら本番後も、ずっと笑顔でいるけど不安なんですよ(笑)。

  • 山下

    喜怒哀楽の「哀」が強めなんですよね。さっきも少し言ってましたけど、萌加ちゃんは本当に「メンバーといたほうがいい人」。5人でいるときが一番いきいきしてる。

  • 多田

    うん、思う。多分、ひとりだと「ちゃんとしなきゃ」って気持ちが強くなって、それに加えて自分に求めるハードルが高いんですよね……。だからちょっとでもできないことがあると苦しくなるんですけど、でもグループにいると、失敗しても誰かツッコんでくれるし、心の底から笑えてる気がします。

  • 山下

    番組とかで萌加ちゃんが泣いてる映像はいっぱいあるけど、私的には楽屋の萌加ちゃんの笑顔をもっとピックアップしてほしいですね。……かといって「楽屋でカメラを回してほしい」とは絶対に思わないんですけど(笑)。

17 mitei