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ほくりくアイドル部、鳳恵弥、市川美織コラボ企画出演「かがやきフェスSpring」リポート。馳浩知事「みんなで継続して応援していくことが大事」

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2日目のオープニングの様子。ほくりくアイドル部と市川美織さん(中央左)、鳳恵弥さん(中央右)

金沢駅の近くにもライブハウスを

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 2日間を終え、翌日はアンバサダーの2人とほくりくアイドル部のキャプテン・松井祐香里さん、メンバーの土井さんが石川県知事を表敬訪問。3月9日に豊洲PITで開催した「ガラフェス」と今回の「かがやきフェスSpring」の募金箱に興行収入の一部を足した50万円を能登半島地震復興支援の義援金として、馳知事に直接手渡した。

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 松井さんは、3月の「ガラフェス」と今回の「かがやきフェスSpring」で募金活動したことを報告。「県外から来場した人が多く、『おおきに!』と言われたり、ファンの方もフラットに声をかけてくださった」と笑顔を見せた。

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キャッチフレーズとポーズを決める市川さん

 市川さんは、キャッチフレーズ「フレッシュレモンになりたいの〜」とポーズを決め、馳知事に挨拶。プロレスラーでもある知事は「素晴らしいキャッチフレーズ。今度リングに上がる時、セコンドとして祐香里さんとレモンさんに出てほしい」とオファー。「次出る時は日本武道館か東京ドーム。ほくりくアイドル部と鳳さんもぜひ」と話した。

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後ろのチャンピオンベルトは、1994年、アメリカのプロレスラー、リック・ルードを破ってヘビー級王座を奪取した時のもの

 市川さんが「アンバサダーの活動を通して、ファンの皆さんの温かさや推す力の強さを改めて感じた」と話すと、「いつか能登でもイベントをやってもらいたい」と馳知事。「能登のことを忘れないためにも継続してみんなで応援していくことが大事」と伝えた。

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 土井さんは、「かがやきフェスSpring」のオープニングで馳知事の応援VTRが流れたことに触れ、「馳知事が出てきてとっても嬉しかったです!」と屈託のない表情で場を和ませた。

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 鳳さんは、市川さんと一緒に今月から運行が開始された、のと鉄道「震災語り部列車」(七尾-穴水間)に乗ったことを報告。

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 運行する列車は、被災当時、乗客、乗務員ら48人が乗車していた観光列車「のと里山里海号」。震災の爪痕が残る街並みや、それでも失われなかった海や木々の自然を見ながら被災を経験した語り部の話を聞き、涙する場面もあった。

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近江町市場。ランチ前に岩ガキを食べ、ランチ直後にも“特大”岩ガキを食べた市川さん。「牡蠣は別腹」だそう

 また、「食べて応援」として、松井さんにすすめられた能登の塩など、2人は土産もたくさん購入。市川さんは大好物の生牡蠣も食べられたことを喜んだ。「地域の皆さんとふれあい、現状を知ったことで、もっと多くの人たちに金沢のことを伝えられたらと思いました。改めて使命をいただいた気持ち」と話した。

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重要伝統的建造物群保存地区に指定されている人気スポット「ひがし茶屋街」

 最後に、松井さんが今年10月11日(土)、12日(日)に3回目の北陸最大のアイドルフェス「かがやきフェス」の開催をお知らせ。馳知事は「金沢駅近くにもアイドルが思いきり輝けるライブハウスを作ろう!」と意気込んだ。

 一日も早い復興を願い、石川県のさらなる発展に期待したい。

取材・文・撮影/赤木一之