【PICK UP!インタビュー】2年前のTIFで気になっていた「きのホ。」御守ミコ「愛と熱量を持って応援してくれる相手を悲しませちゃいけない」

オーディションへの応募のきっかけはインスタの広告でした。学生時代、地方で一人暮らしをしていたんですが、当時いろいろなことが重なってすごく落ち込んでしまって。学校に行けなくなって、誰もいないところに行きたくて、家族にも言わずに引越しをして。

バイト先の人間関係とか、学校とか。

回転寿司のフロアです。それも難しくて。私は聴覚障害の影響で声を出すことに苦手意識があって。だからよく声の大きさを注意されたり、発声練習をひとりでさせられたりしていました。

2年くらい。

はい（笑）。でも、逆に言うとそれしかできなくて。当時は社会的な身分がない状態で、働きたくていろいろ受けたんですけど全部落ちて、「このまま一生バイトで食いつないでいくしかないのかな」「私はちゃんと働けないんだ」って途方に暮れていたときに、インスタでオーディションの広告が流れてきて。

好きだったけど、自分がなるということは考えたことがなかったです。きのホ。のオーディションも、「京都で共同生活をする」と書いてあったので、「引っ越して仕事も手に入るぞ」と思って。アイドルどうこうというより、とにかく目の前の環境を変えたいという気持ちが強かったです。

アイドルネッサンスさんやSAKA-SAMAさんが好きでした。