今回から始まった「ガラスガールのライターが今注目したいアイドルをインタビューする」という、不定期コーナー。初回は、京都発の5人組グループ「きのホ。」の御守ミコを、ライター・赤木がインタビューする。
オーディション動画を見て印象がガラッと変わった
昨年12月、新宿・歌舞伎町の某飲み屋で「きのホ。」の話題になり、店主が公式YouTubeに上がっている御守さんのオーディション最終面接の動画を見せてくれた。
サプライズ合格発表の流れに感動。聴覚障害があることに驚いたけれど、芸術家肌で文学が好きというところに非凡な才能を感じた。さらに、大好きなドラえもんの話をしている時の姿が無邪気で可愛らしい。暗めで内気なイメージだったけど、意外と明るい内気だった。
ファンの人からしたら「何を今更」と思うだろうし、本当に今更でお恥ずかしい限り……。実はというか、これも遅いけれど、「TOKYO IDOL FESTIVAL2023」の時から御守さんのことが気になっていた。そんな中、この動画を見て印象がガラッと変わった。本人にも話を聞いてみたくなった。
そしてせっかくなら、写真は「大好きだ」と公言するドラえもんのモニュメントがある場所で撮りたかった。
白襟シャツにニット、水色チェック柄のスカートというドラえもんコーデでインタビュー場所に来てくれた御守さん。初対面でもオドオドする様子はなく、笑顔で落ち着いている。
撮影場所に移動し、ドラえもんとツーショット。赤いリボンマフラーはドラえもんの首輪をイメージ。施設内のドラえもんカフェも案内してあげると、「ドラえもん、好きなんですか？」と同志を見つけたような素直な質問。御守さんに喜んでもらえたらと下調べをしていたので、そう思っていただけたなら本望。
テイクアウトした「アンキパンサンドイッチ」も美味しそうに食べてくれた。
青空の下、柔らかな表情を見せてくれた御守さん。すごくはしゃいでいたわけではなかったけれど、本人も「大人しい性格」と言っていたし、きっと楽しんでくれたはず。お腹も満たしたところで、インタビューへ。
