MMAとプロレスの“二刀流”にして、熱狂的アニメ＆アイドルオタク 入場テーマは「Juice=Juice」の女子プロレスラー・NØRIが語る「ガラフェスでは宮本佳林さんのここを見てください！」

誰だろう……佳林ちゃんって、すごいオンリーワンすぎる存在なんですよね。（長考して）ちょっとだけ違うんですけど、『SLAM DUNK』の桜木花道が近いですかね。歌でのカッコいいイメージと、喋ってるときの、いい意味での抜け感というか、そのギャップが。……あ、もっとほかにいました！『アイドリッシュセブン』に出てくるTRIGGERってグループの九条天くん！　うん、うん、九条くんだ（と1人で納得）。

TRIGGERの3人の中では、絶対的センターで、ルックスもかわいいんですよ。身長も佳林ちゃんと一緒で、ちょっと小さいし。かわいい顔してるけど、バッチリ、ライブしますみたいな。

アハハハ。確かに、そうですね。

追いきれてはいないですけど、いま佳林ちゃん、どういうの歌ってるんだろう？　と思って、『Spancall』（宮本佳林の2枚目のオリジナルアルバム）は買ったんですよ。それで『ヴァンパイア』って曲を聴いたら、すごいカッコ良くて。

「あ、この人、ボカロもこんなにすごく歌えちゃうんだ！！」って、また衝撃を受けました。普通の歌手の方がボカロのカヴァーとか歌っても、なんかちょっと違うんだよなーって思ってたんですけど、佳林ちゃんのヴァンパイアは全然違和感がなくて、「こういうのもいけるんだ！」って、ウオーってなりました。

観る前に、絶対に心の準備をしておいたほうがいいと思います。じゃないと持ってかれます、佳林ちゃんのパワーに。私は佳林ちゃんのライブ映像とか観るときは、「歌にはノるけど、こっちはこっちで負けないように佳林ちゃんを応援するぞ！」っていう気持ちで観てますから。

佳林ちゃんって結構小さいんですけど（154cm）、それをステージ上でまったく感じさせないんですよ。自分もプロレスラーとしてリング上に立つときに、大きい選手はたくさんいるので、そこで埋もれちゃいけない、そういう“見せ方”の部分ですよね。これはホントに自分がレスラーになって、ちょっと違う視点で見るようになったときに、佳林ちゃんはそこが飛び抜けてたんですよね。あと、あんなに踊ってても声がブレない！

もうほぼCD音源ですよね。CDでも、ライブで聴いてもキレイな歌声だし、生歌だと音程を外しちゃうこととか、声が出切ってないとかあってもおかしくないと思うんですけど、それをどのステージ観ても感じさせないのが、すごいんですよ。あとは、その日の会場の熱さとかもあると思うんですけど、今日は、どこで勝負仕掛けてくるんだろう？　みたいな気の抜けなさというか。

はい。その気持ちを持って臨めば、佳林ちゃんは絶対、その倍で返してくれるんで。私にとっての佳林ちゃんはJuice=Juiceの第一人者ですし、なんとなく聴いちゃうと、とってももったいないので、ホントに宮本佳林を全身で感じてほしいです！　私自身、やっと佳林ちゃんの生歌を体験できるのが、本当に楽しみです。ガラフェスにお越しになられるみなさん、宮本佳林ちゃんを観なきゃ、絶対に損ですよ！