INTERVIEW

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MMAとプロレスの“二刀流”にして、熱狂的アニメ&アイドルオタク 入場テーマは「Juice=Juice」の女子プロレスラー・NØRIが語る「ガラフェスでは宮本佳林さんのここを見てください!」

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調べたら同い年なんです。年上のお姉さんだと思ってたんですけど

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ご自身の入場テーマを『私が言う前に抱きしめなきゃね(インストVer.)』にした理由は?

Juice=Juice 『私が言う前に抱きしめなきゃね』 (MV)
  • NØRI

    私は14歳で立ち技(ムエタイ)でプロデビューして、17歳のときに『DEEP JEWELS』でMMAデビューしたんですね。さらに2017年には、『アイスリボン』という女子プロレス団体で1度目のプロレスデビューもしてるんですけど、怪我とかもあって、あまり活動できないまま退団しちゃったんです。そこからはMMA1本に専念してたんですけど、その間っていうのは、自分がアニオタなこととか一切出してなかったんですよ。

出してなかったんですね。

  • NØRI

    はい、むしろ隠してて。それで、またプロレスがやりたくて、2023年9月に『LLPW-X』の所属になって、11月にプロレスに復帰するんですけど、格闘技は、相手にウィークポイントや自分の痛めてるところを悟られないようにするのに対して、プロレスは真逆なんです。痛いのも全部お客さんに見せるし、楽しいっていう気持ちとかも、試合中にとことん見せる競技なんですよ。“感情を表現する”という概念がない格闘技とは真逆ではと思いまして、だったら、自分をさらけ出して、自分の好きなものを入場曲で使いたいなって。

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そこで、Juice=Juiceを選んだわけですか。

  • NØRI

    はい。Juice=Juiceさんの曲か、うたプリ(うたの☆プリンスさまっ♪)の曲かで、すごい悩んで(笑)。結局、Juice=Juiceに決めて候補を数曲に絞ったんですよ。『私が言う前に抱きしめなきゃね』のほかに、『Fiesta! Fiesta!』、『「ひとりで生きられそう」って それってねえ、褒めてるの』、あと、『ロマンスの途中』も候補で。最終的に“わただき”にした決め手は、自分が入場するときのイメージと、お客さんが一緒に盛り上がれそうだったからですね。

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確かに、サックスで始まるあの曲のイントロはテンションが高まりますよね。では、ここからはNØRIさんから見た宮本佳林の魅力について聞いていきたいんですけど、ズバリ彼女の魅力って、どういうところだと思いますか?

  • NØRI 

    Juice=Juiceのときの佳林ちゃんは、もう“圧倒的センター”ですよね。みんな歌はうまいんですけど、やっぱセンターには宮本佳林ちゃんがいてほしいっていう。それこそ、いちばん最初にYouTubeで『ひとりで生きられそう〜』を聴いたときの佳林ちゃんは、私の中では、か弱い女子のイメージだったんですけど、ほかの楽曲で観たときに、バチバチに先頭切って「オラいくぞー!」みたいな感じだったので、え……? みたいな。
    私の中での、かわいいアイドルの偏見じゃないですけど、それをいい意味で裏切ってくれたのが佳林ちゃんですね。ライブで、ほかのメンバーと歌っているときも、いちばん先頭切って勝負仕掛けにいってるというのが、自分にとっての“宮本佳林”のイメージです。

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在籍時を知らない後追いのNØRIさんから観ても、宮本佳林の絶対的存在感みたいなところは、やっぱり刺さったんですか。

  • NØRI

    刺さりました。カッコいい〜って思って。で、調べたら、同い年なんですよ。ずっと年上のお姉さんだと思ってたんですけど。

なるほど。Juice=Juice時代の宮本佳林さんのメンバーカラーが紫(ぶどう)ですからね。NØRIさんのイメージカラーも紫ですし、ダブるところが多いですよね。

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