3月9日に、豊洲PITで開催される『ガラフェス~かがやきJAPAN 真昼の青春セレナーデ~』に参加することが決まっている、元Juice=Juiceの“絶対エース”宮本佳林。
そんな宮本佳林と、Juice=Juiceに魅せられ、自身の入場テーマにJuice=Juiceの曲を使用する女子プロレスラーがいる。MMA(総合格闘技)とプロレスの二刀流をこなす唯一無二の女子ファイター、NØRI(LLPW-X所属)だ。
現在は女子プロレスの活動に専念しているNØRIは、そのクールビューティーな見た目に反して、実は、自身で公言するほどのアニメ&アイドルオタクとしても、ファンには知られている。そんな彼女にJuice=Juice、そして、今回がガラフェス初参加となる宮本佳林の魅力を存分に語っていただいた!
「この子たち、なんでこんなバチバチに喧嘩してるんだろう?」

今回、NØRIさんに取材させてもらうことになったのも、ご自身の入場テーマにJuice=Juiceの曲『私が言う前に抱きしめなきゃね(インストVer.)』を使っているというところからなんですけど。
- NØRI
はい、使わせていただいてます。まさか、こんなにガチガチのアイドルサイトの取材を受けるとは思っていなかったので、私なんかがいいのかなという戸惑いもあるんですけど(苦笑)。
いやいや、お受けいただいて、ありがとうございます。NØRIさんはMMAとプロレスで活躍するファイターであると同時に、アニメオタク&アイドル好きも公言されてますよね。特にハロプロ推しということですけど、アイドルにハマった原点はどういう感じなんですか?
- NØRI
アイドルにハマった原点は『ミニモニ。』です。自分が幼稚園のときに、ミニモニ。がすごい流行ってて。歌はもちろん、服とか衣装もすごくかわいくて、幼稚園で使うランチョンマットとか、筆箱とか、身の回りのグッズを全部ミニモニ。で揃えてました。で、それ以降は、プリキュアシリーズとか女の子のアニメを好きになっていくんですけど、結構、ハロプロさんのグループがOPやED曲を担当してることが多くて。
たとえば、どういった曲ですか?
- NØRI
『しゅごキャラ!』だとBuono!さんとか、ほかにも『イナズマイレブン』(Berryz工房)だったりとか、あとは『きらりん☆レボリューション』(月島きらり starring 久住小春(モーニング娘。)がすごい好きだったので。それで、自分が大人になって振り返ったとき、改めて、自分の好きなアニメにハロプロさんの楽曲が多かったことを知って。「あ、私、この頃からハロプロ推しだったんだ」って気付いたんですけど(笑)。
そんななかで、Juice=Juiceにハマったキッカケみたいなものは、あったんですか?
- NØRI
私の場合、実は Juice=Juiceさんに関しては後追いなんです。2、3年前に流れてきたライブ映像を観たのがキッカケですね。ハロプロさんの楽曲を漁っていたときに、たまたまJuice=Juiceさんのライブ映像が流れてきたんですけど、その曲が『「ひとりで生きられそう」って それってねえ、褒めてるの』(2019年)だったんです。曲の先陣を切って歌い出すのが宮本佳林ちゃんだったんですけど、そのライブ映像を観たときに、『何? このカッコいいグループ!』っていう衝撃があったんですよね。すごい刺さったのを鮮明に覚えてます。
2、3年前ということは、宮本佳林さん在籍時(2013年〜2020年12月)のJuice=Juiceには間に合ってない?
- NØRI
間に合ってないんです……。それが、めちゃめちゃ悔しくて。だけど、Juice=Juiceさんに出会ってからは、買える曲は基本、全部買ってます。ライブは、2023年のJuice=Juice 10周年のときの武道館ライブが初参戦でした。
十分、語る資格はあると思います(笑)。最初にJuice=Juiceに出会ったとき、どんなところに衝撃を受けたんですか?


- NØRI
歌のうまさもですけど、私が初めて観たのがライブ映像だったのもあって、「この子たち、なんでこんなバチバチに喧嘩してるんだろう?」っていうのが、画面越しに伝わってきた第一印象なんですよね。私の勝手な妄想ですけど、メンバー同士でも、オーディエンスに対しても、バチバチに勝負してるなっていうのを感じて、カッコいい! って思ったんですよ。
バチバチに勝負してるっていうのを、もう少し具体的に言語化していただくと、どういう感じになりますかね?
- NØRI
自分が思っていたアイドル像は『みんなで一緒に盛り上がってこ〜』みたいな、グループ間も仲が良くて、個々で勝負するというよりは、みんなでダンスも揃えて、ソロパートは歌のうまい1人の子が担当するみたいな感じだったんですよ。
だけど、Juice=Juiceは、ソロパートのところで、この声量で歌ったら、次のパートの子負けちゃうんじゃないかなみたいな感じで、メンバーが個々で自分の歌を主張して、勝負してたんですよね。それでいて、サビとか一緒に歌うところは、いいまとまりっていうか、倍以上の相乗効果になっていて。そういうところが私的には衝撃だったんですよね。