INTERVIEW

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CiON復帰後初インタビュー!2月15日パシフィコ横浜ワンマンライブまで2週間「5000人を埋めるだけじゃなく、みんなを満足させたい!」

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左から、杏実、栞音、愛佳、聖奈、佳子

パシフィコ横浜公演にかける5人の想い

2月15日のパシフィコ横浜ワンマンに向けて、栞音さんが1月17日にXに投稿した【手離しそうになった夢を取り戻す30日間の挑戦】を拝見しました。5000人の会場を埋めたいという必死さと真っ直ぐな気持ちが伝わってきましたし、アニメのタイアップが決まっていたことにも驚きました。

  • 栞音

    昨年5月にパシフィコ横浜公演を発表した後、会場を埋められるか不安もあったけど、メジャーデビューをしてアニメも決まって、ライブにもたくさん出ていけば、注目度も上がるし満員も見えてくると思っていたので、その期間が自分たちの行動で失ってしまったことが本当に悔しくて。やるからには埋めたいけど、まだ数が半分足りてないという焦りもあって、投稿しました。

心を動かされましたし、とても意味のある投稿だったと思います。それもあってですが、最後に、改めて栞音さん含め、お一人ずつパシフィコ横浜公演満員に向けてコメントをいただきたくて。今の率直な想いを聞かせてください。

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  • 聖奈

    今、メンバー、チーム、ファンの方と一緒に、同じ目標に向かって走っていることがすごく幸せだなと実感しています。昔は、演奏することや練習の結果が出ることが楽しいと思っていたけど、シーオンに入ってからは聴いてもらうこと、魅せることで、音楽の楽しさを伝えたいというのがまずあって、それは受け取ってくれる人がいないと成立しないし、1人じゃできない。みんなの存在に助けられているし支えられていると、改めて思いました。

    この先の5年、10年、このメンバーで続けていきたいと思うからこそ、自粛期間は私たちが立ち止まって冷静に考えられる機会になったと思うし、これからの活動でそれを正解にしていけるよう、繋げていけるように頑張りたいと思います。まずはパシフィコで私たちの音楽を聴いてほしいし、お願いになっちゃうんですけど、やっぱり来てほしいです。

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  • 佳子

    活動休止と言われた時、今後もしメジャーデビューできなかったらどうしようとか、ステージにいつ立てるかわからないと思うと不安だったんですけど、ファンの方のXの投稿が温かくて、改めてこれからもステージに立ちたいと思ったし、ファンの方に喜んでもらえるような、支えられるような音楽を作っていきたいという思いがより強くなりました。

    事務所の方も「これからも信じてついて来てほしい」という強い思いと言葉で安心させてくださり、メンバーも1人も辞めたいとかマイナスな言葉は言わず、「今まで以上にいいパフォーマンスを見せられたらいいね」って話して。もっと上を目指して頑張る覚悟が全員にあるので、ステージに立てることに感謝しながら、パシフィコでは最後まで満員を諦めず、積み重ねてきたことを無駄にせず、最高のパフォーマンスをたくさんの人に届けたいです。

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  • 杏実

    自粛になって私も悔しいな悲しいなって思いもすごくあったけど、ファンのみんなも悲しむんじゃないかなとか不安にさせちゃうんじゃないかなっていう思いもいっぱいで。でも、気付いたらSNSが温かい言葉で溢れていて。パシフィコ開催に踏み切る動きになったのは、みんなの言葉が大きかったので、まずは「ありがとう!」って感謝の気持ちを伝えたいです。

    アイドルって、みんなに希望とか夢を与えないといけない立場なのに、逆に励まされてしまった自粛期間だったので、今は私の癒しや音楽で恩返しをしたいと思って活動しています。みんなは十分すぎるくらいシーオンを宣伝してくれたり魅力を伝えてくれたりしているので、あとは私たちが頑張ってパシフィコを埋めて、その先は武道館にも立ちたいし、一番の夢は世界中に知ってもらえる存在になりたいので、一緒に歩んでいけたら嬉しいなって思います。

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  • 愛佳

    メジャーデビューが白紙になっちゃって、活動自粛しないといけないと聞いた時は、正直何も考えられなくて。前を向いて次のステップを考えるべきなのはわかっているけれど、今までもどん底を経験してきてやっとこの5人で未来を掴めそうになって「まだ蕾(つぼみ)だけどちょっとずつ咲いてくるかもね」って話してた時だったから、受け止めきれなくて。

    だけど、それを救ってくれて背中を押してくれたのはメンバーだったし、事務所の皆さんが「ここで止まらず、もっといろんな景色を見よう」と引っ張ってくれたから、私もシーオンの未来を考えながら頑張れました。今回の件でシーオンを知ってくれた人もいると思うので、私たちの真剣な音楽を伝えたい。パシフィコを大成功させることがいろんな人への恩返しになると思うので、何人であろうといい音楽を届けるのは変わらないけど、やっぱりやるからにはパシフィコを埋めたいです!

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  • 栞音

    本当だったら自分たちの力で埋めないといけないのに、ファンのみんなにお願いすることが多くなってしまったことが悔しいし、正直、心苦しい。杏実ちゃんも言ってくれたけど、みんなすでにむちゃくちゃ頑張ってくれている。その中で、私たちが今できることを話し合って、フリーライブやSNS、配信、YouTubeをチーム一丸となってやっています。

    5000人埋めるだけじゃなく、来てくれた人みんなを満足させたいので、当日までパフォーマンス面ももっとブラッシュアップしていきます。もっと大きくなって、ワンマンもすぐにソールドアウトになるようにしたいし、そうすれば、もっとパフォーマンスに集中できる。ファンのみんなも負担なくライブに来られるし、事務所やスタッフさん、関わってくれている方たちを安心させられるんじゃないかなと思うので、その未来に向かって頑張ります!

感謝の言葉や事務所の方の言葉にもグッときました。パシフィコ横浜公演、そして、その先の活躍も楽しみにしています。ありがとうございました!

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愛佳さんに得意の「変顔」(レベル1)をリクエストしたところサイドも変顔。ガラスガールNEXTにはさらに強い変顔掲載
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PROFILE

CiON(シーオン)

器楽奏者とボーカルが融合したユニット。約2800名より実施したオーディションからメンバーが選出され、2017年にデビュー。その後、メンバーチェンジを経て、栞音(VOCAL)、愛佳(VOCAL)、佳子(ALTO SAXOPHONE)、聖奈(EUPHONIUM & BASS TRUMPET)、杏実(PIANO)の5名体制へ。ブラス×アイドルを融合した唯一無二のスタイルで、ジャズからポップス/ロックまで幅広い音楽を届ける。
グループ名は、CORE(地球の中心核)、IMPRESSION(感動)、ON(継続)の頭文字から。

オフィシャルホームページ

https://con-music.jp/
2025年2月15日(土)開催

ワンマンライブ『THIS IS CiON』
会場:パシフィコ横浜国立大ホール
時間:17:00開場/18:00開演
https://con-music.jp/2208/

取材・文/赤木一之 撮影/高澤梨緒