【マンスリーアイドルコラム No.012】AsIs 瀬乃ひより #1「君の好きを否定なんかしない」（9月金曜担当・全4回）

ガラスガールNEXTでお送りする、毎月さまざまなアイドルが登場しフリーダムに執筆する「マンスリーアイドルコラム」。

本日より新たに9月金曜担当するのは、AsIsの瀬乃ひより。全4回にわたり執筆する彼女のコラム、第1週は彼女が語る「これまでの私」。

来週以降のコラムはぜひ、ガラスガールNEXTへご加入を！

瀬乃ひよりやAsIsを通して

はじめまして！　ななむぎさんプロデュースの7人組アイドルグループ「AsIs」で活動している、黄色担当・瀬乃ひよりです！

以前、グループとしてもインタビューを受けさせて頂いたガラスガールさんに、今回は個人としてコラムを掲載していただくことになりました！　ありがとうございます！

このお話を聞いたときはとーっても嬉しくてビックリでした！　でも正直、とても緊張しています！（笑）。が！　デビューして5ヵ月が経った今の瀬乃ひより、そしてAsIsの魅力が感じられるように、4週にわたって精一杯お伝えしていきます！

今週は、自分のことについて少しお話したいと思います。以前、ガラスガールさんの取材でお話したことと重複しているかもしれませんが、アイドルになろうと思ったきっかけをお話します。初めに言うと、私は自分自身がアイドルになるとは思ってもいませんでした！

“自分自身が”という部分では、中学生の頃に乃木坂46さんを知り、画面の向こう側にいる「アイドル」という存在に魅了され圧倒されていました。中でも、西野七瀬さんのルックス、パフォーマンス中での儚い表情、癒される笑顔、キャラクター、アイドルとしての姿に強く憧れを抱いていました。中学生の頃の自分は、人間関係に悩む日々が多く辛いときもありましたが、「乃木坂46」「西野七瀬」という存在が弱虫の自分を何度も救ってくれました。

中学生時代は、憧れという感情が強い反面、自分なんかがこんなキラキラとした“誰かを幸せにできる存在”というものになれるとは微塵も思ってなく、どこか自信を無くしてしまっていた時期でもあります。

中学、高校卒業後、大学に進学し将来のことを考える時間が増えてきたとき、今までなんとなく毎日を過ごしていた自分には、”何も無い”ことを知ったのです。何がしたいのか、何が向いているのか、何をするべきなのか、全く分からなかったし、ある意味、自分が自分に一番興味がなかったんだと思います（笑）。

でも、だからこそ、ただ”好き”という気持ちで応援していたアイドルという存在や業界に、自分自身の可能性を試したくなったのかもしれません。唯一の好きなことが、歌うことと踊ることだったので、周りの友人や姉の勧めもあり、初めて応募したオーディションが「乃木坂46ライバルオーディション」でした。

正直、本当に記念受験というか軽い気持ちでした。ですが、1次、2次、3次審査まで進み、最終審査まで行けなかったとき、初めて｢悔しい！｣という感情になりました。

自分でもびっくりしました。それから何度も何度も自分の人生について考える度に、“やっぱり自分には好きなことしかできない！”という感情に辿り着くんです（笑）。

そして、なんとなくTikTokを見ていたら、ななむぎさんがアイドルプロデュースをするという動画が流れてきて、同じ坂道を好きという共通点もあり、初めて自分でオーディションを受けてみたい！と思い、応募しました。そしてありがたいことに合格することができました。

……というのが、私がアイドルになるまでの過程です。

あらためて今、過去のことを思い出して、きっかけや出来事をつらつらと書いていると、「好きなことを仕事にする」ってすごく良いな、大切だな、と感じるし、私に関しては周りの環境にとても恵まれていたので、本当に奇跡だったんだなと感じます。

だからこそ、周りの方々や今応援してくださっているみなさんへの感謝の気持ちは忘れたくないし、AsIsというグループのコンセプトでもある「君の好きを否定なんかしない」という言葉がとても大好きです。これを読んでくださるみなさんにも、「自分自身の『好き』という感情を、否定したり、隠したり、変えなくてもいいんだ」と、瀬乃ひよりやAsIsを通して思って欲しいのです。

私は今、このAsIsのメンバーになれて、自分の「好き」という気持ちを真っ直ぐにみなさんに伝えることができて、ほんっとーーーに幸せです！　自分で言うのも少し恥ずかしいですが、この気持ちが自分のパフォーマンスやグループ愛に繋がっているのかな〜と最近は思ったりします（笑）。

そして、もう少しで、AsIsはデビュー半年を迎えます！　いつも応援してくださるみなさんのおかげで走り続けていられるし、毎日楽しく活動ができています。既に伝えきれないほどの感謝の気持ちでいっぱいです！　本当にありがとう!!

これからも7人で頑張っていきたいです。

長くなってしまいましたが、最後まで読んでくださりありがとうございました！

また来週！

文・写真／瀬乃ひより（AsIs）