自信を持って最速でご紹介
PROFILE
武田敏将
さまざまなアイドルの現場に通い、その目と足で追いかける“現場派”カメラマン。「カメラを覗いていて“ホンモノ”と出会った瞬間、レンズが勝手に引き寄せられる」という名言を持つ。ガラスガールでは初代よりカバーガールグラビアを撮影
武田が最終日にピックアップしたのは、CUTIE STREET・増田彩乃!
本日初お披露目だったCUTIE STREET。みんな初々しく、そしてかわいかったです。
中でも増田さんのかわいさにとても惹かれました。長い黒髪に大きな瞳、愛くるしい笑顔。
自分なんかが紹介しなくても見つかるのはもう時間の問題ですが、この企画にぴったりな子がいた!とテンションが上がりました。今日お披露目を見られなかった人たちに向けて、自信を持って最速でご紹介したいです!
相当な思いで今日このSKYに立つだろうとは
PROFILE
アオキユウ
ガラスガールのデスク。『週刊プレイボーイ』(集英社)などでアイドルを中心にインタビューや動画制作を行なう編集・ライター。連載『奥津マリリはビールが飲みたい。』『新居歩美コラム あゆちのあたまの中』を担当
アオキが最終日にピックアップしたのは、真っ白なキャンバス・小野寺梓!
“真っ白なキャンバスは2024年11月をもちまして、解散いたします”
白キャンにとって最後のTIF、最後のSKY STAGE。のちのMCでも触れていましたが、メインステージ争奪LIVEにも参加した2019年、「TIFで初めて立ったのもこのSKY STAGEだった」。今年初日、トリを務めたSMILE GARDENでも涙を流していたと聞く。相当な思いで今日このSKYに立つだろうとは思っていました。
1曲目の『全身全霊』。
“いま、変えてやるんだろう? 弱い自分が嫌なんだろう?”。
“一歩ずつでも勇気を絞るんだ”。
“ほら 忘れているだろう 君が頑張った証を”。
活動を始めたそのときから、その7年間を振り返るような歌詞に胸を打たれる。
落ちサビ。小野寺梓さん。唯一7年間をフルで駆け抜けた1期生が歌う。もしかしたら涙がこぼれてたかもしれない。喉がつまるような声で、歌う。
“ほら覚えているだろう 無我夢中のストーリー”。
“まだ終わってないから”。
眉間のあたりが急に熱くなる。今、彼女がどんな感情で、何を振り返りながらこれを口にしていたのか。ぎゅっと、彼女と真っ白なキャンバスに心を締めつけられた瞬間でした。
最終日、INFO CENTREで行なったガラスガールのトークステージの運営にそれなりに時間を割きながらも、いろんなグループのステージを見ました。その中でも一番、心に残った光景でした。僕はこういうシーンに出会いたくてTIFを見ています。それが一番大きいです。
勘違いされやすいのですが、本企画で各々が挙げるのは「TIFで初めて見て、衝撃を受けたアイドル」ではなく、「この日のTIFで最も輝いていたと思うアイドル」。小野寺さんがライブ、グラビア、多岐にわたってすでに活躍してきたというのは重々承知の上で挙げました。ここまでグループ、そしてTIFを愛していた彼女に、ガラスガールも何かを贈れないかなと思いました。
彼女が自己紹介で言ったのは……
赤木が最終日にピックアップしたのは、Lucky²・深澤日彩!
Lucky²はTIF初出演。今年1月にリリースした『ずっとずっとずっと』という曲が好きで、ずっと気になっていました。
簡単に説明すると、2021年に特撮実写ドラマ「ガールズ×戦士シリーズ」(テレビ東京系)の主演キャスト6人で結成。2022年まで「おはガール」としてレギュラー出演。同年に3人追加して現在の9人組グループに。
LDH所属で、ダンスも歌もバキバキ。生で見ると、目まぐるしく変わるフォーメーションにも圧倒されました。その中でも目に飛び込んできたのが、三つ編みおさげの深澤さん。グループでは小柄な方だと思うけど、堂々としていてひとつひとつの見せ場をきちっと決めてくるので目が離せない。横一列のフォーメーションになったとき、自分の歌唱パートがくるまで前方のファンに手を振ってレスを送っている姿も優しさがあってかわいらしかったです。
そんな彼女が自己紹介で言ったのは「Lucky²の“かわいい担当”です!」。納得です。