SHOWROOMは私たちが生まれた聖地
みなさんは、雑誌『JUNON』が主催する『ジュノン・スーパーアイドル・コンテスト』で選ばれ、YUM!-TUK!になったわけですが、コンテストを受けようと思ったきっかけを教えてください。
- 齊藤
いろんなオーディション情報を探していた時に、「ジュノン・スーパーアイドル・コンテスト」の募集を見つけて。「スーパーアイドルになりたい!」と思って応募しました(笑)。
「スーパー」が付くと、何だか凄そうだし特別感がありそうだと?
- 齊藤
はい(笑)。
末永さんも「スーパー」に惹かれましたか?
- 末永
いや(笑)、私は年齢制限を気にしてました。小学6年生の頃からオーディションを探していたんですけど、研修生はあっても正規メンバーの枠がなくて。中学1年生の時にママが「ジュノン・スーパーアイドル・コンテスト」を見つけてきてくれて、ちょうど12歳からOKだったので、チャレンジしました。
齊藤さんは2歳ということでしたが、末永さんはアイドルはいつ頃から好きだったんですか?
- 末永
小学2年生の頃から家族や友達の影響でTWICEさんが大好きになって。そこからダンスを習い始めて、歌も好きになって、アイドルに憧れるようになりました。
オーディションで大変だった出来事はありますか?
- 齊藤
SHOWROOMでの配信審査はすごい不安で心配でした。SHOWROOM自体、やったことがないし、誰も私を知らないのに、何を見てもらって、どうやってファンを集めればいいか分からなくて。
- 末永
私も不安だった。最初の頃は配信開始して、「こんにちは……」って感じで全然喋れなくて。仕組みもよく分からなかったし慣れなくて。それでも、毎日来てくれる方が増えてきた時に、「何をしたら喜ばれるだろう」と思って、ひとりでカードゲームをやってみたり、絵はヘタだけど「ウマい」って言ってもらえるから絵を描いてみたり、歌を披露してみたり。それで、オススメ欄にも出るようになって人が増えました。
何が一番効果的でしたか?
- 末永
毎回違ったディズニーキャラクターのカチューシャを付けると反応が良かったです!
- 齊藤
この美少女が可愛い被り物を付ければそれはヒットしますよ(笑)。
齊藤さんはどんな対策を?
- 齊藤
メイド服、制服とかちょっと奇抜な衣装を着たり、ダンスを踊ったり、ミュージカルソングを歌ったりして。「歌が凄い」と言ってもらえるようになりました。
この前放送された『TIF2024 presents 第1回アイドルだらけのものまね王座決定戦』(TVerやFODで配信中)を見て、齊藤さんの歌声は凄いと思いました。miwaの『ヒカリへ』、そっくりでしたね。
- 齊藤
TIF2024出演者の中にmiwaさんのものまねをする方が何人かいた中で私が選ばれたそうなので、アイドル界の「miwa王」です(笑)。
ちなみに、TIF選抜もSHOWROOM配信ありましたよね?
- 齊藤
そうです。だから、「おっ、私たちが生まれた聖地だ!」と思って、その安心感はありました。学校が終わって配信をしたり、対策もメンバーで話し合ったりして。30分やるのか、45分やるのか、分単位で全然訪問者数も変わってくるので。オーディションから培ってきた経験が活きました。