「つらい気持ちを支えられる、温かい気持ちを届けられるアイドルになりたい」瀬乃ひより・南世菜・山城虹奏（AsIs）インタビュー【新メンさんいらっしゃい！（第12回）】

中学生の頃に乃木坂46さんが流行り始めた時に、「世の中にはこんなに可愛い子たちがいるんだ」と衝撃を受けて。その後、中学生で友人関係で悩んだ時に、唯一、明るい気持ちになれたのが、（涙で声を詰まらせながら）乃木坂さんの曲を聴いている時で……。

（もらい泣き）

歌詞も優しくて温かい言葉ばかりで、「自分も歌やパフォーマンスを通して、誰かに温かい気持ちを届けるアイドルになりたいな」と思いました。でも、ずっと自信がなくて、オーディションを受けるとかもしてこなくて……。

大学生になって友達に相談した時に、「1回でもいいから受けてみたら？」って言ってくれて。お姉ちゃんもすごい背中を押してくれて、その時に初めて受けました。そこで、3次審査まで進んで落ちた時に、初めて悔しいという感情が生まれて。「アイドルになりたい」という気持ちも強くなって、ななむぎさんのオーディションを見つけて、応募しました。

はい……。私も学生時代、（涙で声を詰まらせながら）人間関係があまりうまくいかなくて、学校にもあまり行ってなくて……。アイドルさんを見たり、歌を聴いたりすると、つらいことも忘れられちゃうくらい自分の中で支えになっていたので、「自分もこういう気持ちになっている人を支えたい」と思いました。

私は乃木坂46さんが好きで、一番最初に中学生の時に聴いたのが『今、話したい誰かがいる』（2015年10月）です。すごいいい曲で、「なんて素敵な人たちなんだろう」と思って、そこから好きになりました。

はい。

今、にいなの話を聞いてびっくりしたんですけど、私も一緒の曲です。乃木坂46さんを知るきっかけになった曲で、そこから好きになり始めました。

決定的だったのは、『シンクロニシティ』（2018年4月リリース）です。2回目のレコード大賞をとった時の映像をリアルタイムで見て、美しすぎて綺麗すぎて、歌詞も好きだし、衣装もビジュアルも含めて感動して、「私に必要なのはこのグループだ」って思いました。

私も乃木坂46さんで、高2くらいの時に伊藤万理華さんの『はじまりか、』（2018年2月公開）から推すようになりました。今、自分がアイドルになってから聴くと感じ方が全然違います。好きな曲はそれで、アイドルになるきっかけになった曲は、『帰り道は遠回りしたくなる』（2018年11月リリース）です。

（大きく頷く）

MVのストーリーが、通学バスに間に合わず乗れなかったか、間に合って乗れたかで、アイドルの道とそうではない道の2つの人生が同時に描かれていて。それがすごくエモくて。私、そういったカッコいいことが大好きなんです。

銀行員になってつらくて見返した時に、「自分も銀行員からアイドルになったらカッコいいやん！　カッコよくなりたい！」と思って。（突然、涙ぐみながら）なんか、泣きそう……。

え〜、大丈夫？（笑顔で慰める）

私、自分が何を考えているかあんまり分かんないタイプで。ただ、何かを感じてはいるんです（笑）。

伊藤万理華さんが卒業されてからは、箱推しです。

私は西野七瀬さんが好きで、卒業されてからは四期生の賀喜遥香さん。笑顔が大好きで。見るだけで幸せを感じるし元気をもらえます。

私は白石麻衣さんがずっと好きです。白石さんも過去につらい経験をされていて、でも、それ以上に全体的に美しくてカッコよくて、素敵で。三期生が入ってからは大園桃子さんで、Wセンター曲の『逃げ水』もすごい好き。卒業されてからは、箱推しです。今は、櫻坂46さん三期生の小田倉麗奈さんも推しています。

合宿で一生懸命に踊っている動画を見て、好きになりました。

思いました（笑）。