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寺田寛明の2万6千500歩/第二回・今のアイドル界に一番必要なものとは!?+船橋の奇跡!

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R-1グランプリの常連で、若手ピン芸人の代表格! そしてもはや、ライブアイドルシーンを最も広範囲かつディープに見ている著名人と言っていい存在の寺田寛明。今一番アイドルを語れる男が、シーン最先端をオフビートかつリアルに語る連載、早くも二回目!! タイトルは今年のTIF期間に彼が歩いた歩数! 前回の2023年のアイドルシーンの振り返りからの未来を見据えちゃいます!!!

王道グループよりNaNoMoRaLの方が強い!?

前回の連載初回は、寺田さんの推しグループの解散ラッシュがテーマだったので初回にしてかなりどんよりした内容になりましたが、今回はまずそれを受けつつ、今の閉塞的な状況に対する解決策的な話ができればと思っております。去年は本当に“TikTokバズが正義!”でしたが、もうレッドオーシャン化してしまってる気もしますし。

  • 寺田

    わかりやすい目標がないんですよね。TIFも夏だけだし。いわゆるフックアップをして、新しいグループにスポットライトを当てる機会がないんですよ。お笑いだったらM-1やR-1があるんですけど。アイドルにはそれがないんですよね。

    最近地下アイドル好き芸人みたいな枠で番組に呼んでもらうことも多くて、「2、3組おすすめのグループ紹介してください」って言われるんですけど、そこで考えたときに「俺、普段このグループ好きで見てるけど、このグループ紹介しようがないな……」ってことが結構多くて。

というのは?

  • 寺田

    テレビという場で「曲が良いです! ライブが最高です!」って言っても、ぜんぜん広がらないんですよ。人気のある普通の可愛いグループより、どうやってもNaNoMoRaL(ナノモラル)のほうが受けがいい!!

マジっすか(笑)! それは男性がいるからですか? つまりテレビだったら、ぴるあぽよりくぴぽの方が紹介しやすいと!?

  • 寺田

    そうなんですよ(笑)。意外性というか、パッと見のインパクトがないと、テレビで映像を流しても「可愛いですね〜」で終わっちゃうんですよ。これが船橋ひまわり娘だったら、名前のインパクトでアリな感じなんですけど(笑)。『アメトーク』の“地下アイドルサミット”とかに出させてもらって、有難かったんですけど、逆にそういう形のプレゼンの限界を感じましたね。

    そこでやっぱライブのパフォーマンスの内容でプレゼンする方法がないのかなと思って……。たとえばラップって『フリースタイルダンジョン』でめちゃめちゃ流行ったじゃないですか。本来フリースタイルバトルってラップって文化の一部でしかないんだけど、やっぱ短い時間で2人で戦って勝負がつくって見せ方は、すごくわかりやすかったんですよね。ああいうことがアイドルで出来ないのかなっていうのを最近考えてますね。

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わかりやすくドラマ的に見せるってことですね。本来日々の対バンも勝負で、MARQUEE祭のフライヤーの順番とかに結果が出てるとも言えるんですが(笑)。

  • 寺田

    わかりにくいですよね(笑)。あと前から言ってるんですけど、地下アイドルが世に出る機会のメインが対バンライブで、その持ち時間が1グループ20分から30分あるっていうのがものすごくネックになってる気がするんですよ。それだと自分の目当て以外を見て、新しいグループを見つけることのハードルが高すぎる。だから、YouTube番組でもいいんですけど、いっぱいいろんなグループが出て、1グループ持ち時間3分とかで、その中で自分たちの魅力をアピールするみたいな。普通に歌でも、お笑い的なことでもいいし。そういう場があると活性化する気がするんですけどね。

“現場に来ればわかる!”じゃなくて、我々が現場で面白いと感じてることを、タイパって概念が一般化した世の中に対して、コンパクトに凝縮してプレゼンする必要があるということですね。なんか会議みたいになってきましたが(笑)。

  • 寺田

    “TikTokで曲がバズって……”っていうのも、その答えの1つだと思うんですけど。究極、曲じゃなくてもいいと思うんですよ。キャラが面白いでも顔がめちゃくちゃ可愛いでもいいし。とにかくいろんなグループの魅力を、ガッとまとめて見せる場があったら良いなと思うんですけどね〜。

寺田さん仕切りでぜひ!!

  • 寺田

    う〜ん……(悩)。

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