小越春花・カバーガールインタビュー「本当に20歳になれるのか？　急に光に包まれてもう一回赤ちゃんからやり直すんじゃないかって思ってます（笑）」

ちょっと前から「バトンタッチの時期」って言われてきてたんですけど、いよいよその時が本格的に来てるなって。公演もドラフト3期生や2期生の占める割合が多くて、1期生さんはもう4人しかいないんです。私も、りかさんが卒業されたのが大きくて……。（本間）日陽さんも卒業発表しましたし。

今までと大きく違うのが、今回はNGT48の楽曲のみで構成したセットリストになっているんです。なので1曲1曲の思い入れが深いです。周りのメンバーもスタッフさんも、みんなが曲への愛情がすごく深いんですよ。

今までのNGT48っぽくない雰囲気のコが入ってきたなって思いましたね。3期生までは、ほんわかしてるイメージのコたちだったんですけど、4期生はメラメラ、ギラギラしてる感じがするなって。新しい風っていう感じがすごくします。私のことを憧れの先輩として名前を挙げてくれてるコもいたらしくて、シンプルに嬉しいです。

もともと後輩は全員はるか村に入ることになってるんです！　応募書類を送った段階で入村は決定しています。いや、はるか村に入りたいからNGT48を受けに来たんだと思ってます。

2023年は迷ったこともたくさんあった年だったなって。個人のお仕事を頑張りたいという気持ちと、あとは後輩が入ってきたので、後輩への接し方や、後輩をどう引っ張っていこうかとか。グループの変化に自分も頑張んなきゃって。自分がどうあるのがグループへの貢献になるだろうっていうのは常に考えていて。最近はシングルでセンターをしてないので、だからこそ、ポジションにとらわれずに存在感のある人になっていかなきゃって思ったり。

個人もグループもどっちも頑張らなきゃいけないのかなと。自分の個が強くなることがグループへの貢献って思っているので、個人仕事をたくさんやりたいと思っています。でも周りを見て、後輩の面倒も見ていかないと。メンバー視点じゃないと教えられないこともあるから。全体を見渡していくことはとても大事だなって思っています。

いよいよ自分にもそんな時がみたいな気持ちと、私は本当に20歳になれるんだろうかって、いまだに信じてないところもありますね。急に光に包まれて、もう一回赤ちゃんからやり直すんじゃないかって。実は何周かしていて、その時がそろそろ来る気がするんですよね。なので 今、人生の中でもかなりふわふわしてます。

具体的に何が変わるかって、どうなんですかね。お酒飲めるねとはよく言われるんですけど……。でも最近は自分って大人なんだなって思うこともあって、カフェの店員さんから「お姉さん、荷物ここに入れますか？」とか言われて、「私ってお姉さんですか!?」みたいになっちゃう。ずっと子供だと思っていたのに、はたから見たら大人に見えてるんだなって、不思議な感覚でいますね。

今は個人のお仕事としてお芝居を頑張ってみたいなっていう気持ちがあります。まだ演技というものが自分にとって不思議な存在で、好きとか楽しいって感覚より難しいものだなって思うんです。でもそれに挑戦することが自分の新しい殻を剥くことになるのかなって。怖がらずに挑戦することが大切だし、それがグループの発展にも繋がったらなって思っています。