今の20代のタスクちゃんで撮りたい
意外な一面がいろいろ出てきたタスクですが、最近はセットリストを組んだり、企画を考えたりと、メンバーの意志でライブを作ることが多いそうですね。
- 白岡
ですね。今年、ライブ中の撮影可能コーナーとかも作ったんですけど、そういう取り組みもメンバー発信で。もちろん社長から「これに挑戦してみよう」とかもあるんですけど、自分たちでもどんどんやりたいことが増えてきてます。
- マリリ
へー。めっちゃいいね。
- 白岡
この前、衣装のプロデュースも初めてやってみたんですけど、それもすごく楽しかったです。私、裏のお仕事もすごく好きみたいで。
- マリリ
わかるなぁ。私も今回のツアーだと曲と曲のつながりというか、ライブのストーリーの構成を考えるようなことをしたんだけど、そういうプロデュース系大好きなのよ。監督としてほかの監督さんと一緒にMVを作らせてもらったこともあるんだけど、それもすごく楽しい。やっぱりメンバーのかわいい顔を撮りたいし、「私が一番知ってるんだから」みたいな気持ちもあるから(笑)、どんどんやりたいんだよね。
- 白岡
MVを考えるのいいですね。楽しそう。
- マリリ
タスクちゃんを撮るなんて絶対楽しいじゃん! 一回、なんか好き勝手撮らせてほしい(笑)。
- 白岡
面白そう(笑)。撮ってほしい!
- マリリ
監督・奥津マリリの願望ギュン詰めの撮影現場です。私が「かわいいー!!!」とか「髪かきあげて!!!」とか絶叫してる現場。
(笑)。監督、ジャストアイデアでいいのでプランはありますか?
- マリリ
なんだろうなぁ。寝かせたい!
- 白岡
寝っ転べばいいんですか?(笑)
- マリリ
みんな、こう立ってるタスクちゃんのことは知ってるから、見たことない角度からのタスクちゃんを見たい。大人になったからこそできるような女性っぽい感じで、人間味のある感じ。……『マーブル色の気持ち』。私、大好きなの。あのMVが。
- 白岡
えっ、嬉しい!
- マリリ
アイドルってどこかサイボーグみたいな、人間味のない感じで魅せるところがあると思うんだけど。『マーブル色の気持ち』はめっちゃアイドルなんだけど、でもめっちゃ人間でもあるの。あのニュアンスが好きで。
- 白岡
ありがとうございます。でも当時は何にもわかってなかったな(笑)。当日まで着る服も知らなくて、すっぴんに近いメイクに驚いて。で、「一発撮り」って聞いて「MVなのに?」って思って。そういえばあのMV、倍速で撮ってるんですよ。
- マリリ
そうなんだ! だからあのアンニュイさが出るのかなぁ。
- 白岡
今思えば多分そうなんですかね。監督の力ですね。「幼すぎてアンニュイさなんて出せないから」っていう。
思春期を終えた今だからこそわかってくるという。
- 白岡
ですね! 当時は本当に不思議な撮影だと思ってたんですけど(笑)。
- マリリ
なるほどなぁ〜。『マーブル色の気持ち』オタクとしてはこんな話が聞けて嬉しいよ。そう、そんなちょっとした生々しさと幻想感のバランスを、今の20代のタスクちゃんで撮りたい。刺さる。
想像して刺さりましたか(笑)。監督・奥津マリリのTask have FunのMV、いちファンとしても見てみたいです。
- 白岡
私から直談判しておきます!(笑)