日比野芽奈・夏のシンデレラ2023 ＆カバーガールインタビュー「『【推しの子】』でいうと、有馬かなちゃんに共感しちゃうんです」

TOKYO IDOL FESTIVAL 2023とガラスガールのコラボ企画「TIFで発見！“夏のシンデレラ”プロジェクト」で、見事、今年の“夏のシンデレラ”に輝き、9月12日よりカバーガールを務めるラフ×ラフ・日比野芽奈。

TIFに懸けた思いやグラビア撮影の感想、アイドル観などを語ってもらった。そして、最後には涙をこぼす場面も……。

TIFは万全の状態で臨みました

“夏のシンデレラ2023”おめでとうございます！　決定を聞いた時はどういう状況でしたか？

日比野
ラフ×ラフのみんなでライブの練習をしている時にマネージャーさんに部屋の端に呼び出されて、「ガラスガールの企画、日比野になったみたいだよ」って言われて。多分、マネージャーさん的にはこっそり言いたかったんだと思うんですけど、あまりに嬉しくて思わず叫んじゃって。メンバーも気付いて駆け寄ってきて、すぐにバレました（笑）。

そんなにすぐバレましたか（笑）。

日比野
私、TIF出演は3回目って思われることが多いんですけど、実は小学校の頃から出ていて6回目とかで（みにちあ☆ベアーズとして2011〜2013年、青春高校３年C組として2019、2020年）。

そんな前から……。

日比野
可愛い子とかキラキラしている子って、記事に取り上げられたり、ライブ配信とかでめっちゃ抜かれたりとか、わかるじゃないですか。そういうのをあえて気にして見ているので、「ピックアップされなかった。たしかに私のビジュよくなかったな……」とか、毎回、反省したり悔しいと思うことも多くて。今回のTIFは、「出られるのは最後！」というくらいの気持ちで、何かチャンスを得られるようにと思って万全の状態で臨みました。

相当な覚悟で準備されてきたんですね。

日比野
めっちゃダイエットとかビジュ整えるようにして、パフォーマンスも磨きをかけて頑張りました。なので、２日目に夏のシンデレラ候補に選んでいただけただけで私は目標達成というか、名だたる候補の方々の中に選ばれて嬉しいし、恐縮だし、それだけで十分だったくらいです。

その話を聞くと、これまでの積み重ねや当日までの努力があったからこそ輝いていたし、候補に選ばれるべくして選ばれたんだなと思います。

日比野
お母さんも「今回のTIFでは何かあるといいね」って、見守ってくれていたので、候補に選んでいただいたときは家に帰って泣きました。

日比野さんがピックアップされたのは2日目でした。選出コメントで、「日比野さんの魅力のひとつに“負け顔”がある」と書かれた時はどう思いましたか？

そんな中で最も目がいったのが、この日比野さん。青春高校3年C組アイドル部、それ以前……と、実は長いキャリアがパフォーマンスの手足や表情にあらわれていた気がします。DOLL FACTORYの照明って、特に色白の子が発光しているように見えるんですが、それも相まって今日の日比野さんからは光を感じました。美しかったです。

あと、日比野さんの魅力のひとつに“負け顔”があると個人的に思っているんですが、曲中に回答者ランダムの大喜利が差し込まれる『考える時間をください』で答えたあと、渾身の負け顔が見られたのもすごくよかったです。

日比野
めちゃくちゃ嬉しかったですよ（笑）。負け顔でも評価していただけるのであれば、DOLL FACTORYでスベったのも悪くなかったのかなと、プラスに思いました。

スベった時、ステージから見て会場の雰囲気はどんな感じでしたか？

日比野
お客さんの愛想笑いを目の前でちゃんと感じました。サイリウムも「ああっ……」って感じで控えめで（曲中にランダムで大喜利の回答メンバーが選ばれ、サイリウムの色の数で一番面白かったメンバーを決める）。目に見えて反応がわかったので、すっごい心が折れました。怖かったですし、ファンの方にもごめんなさいっていう気持ちです（笑）。

DOLL FACTORYでの大喜利は前のメンバーも苦戦した後でのトリでしたし、余計にプレッシャーがかかりましたね。