ガラスガールNEXTでお送りする、毎月さまざまなアイドルが登場しフリーダムに執筆する「マンスリーアイドルコラム」。本日より5月木曜日を担当するのは、テラテラの黒田かほ。
彼女のコラムは今月7日、14日、21日、28日の全4回配信。
ちなみに、火〜金曜それぞれ初週はガラスガールNEXTに未加入の読者も閲覧可能。来週以降はぜひ、ガラスガールNEXTへご加入を。
初回は、テラテラ共同生活中の心霊体験。
違和感のある部屋
ガラスガール、マンスリーアイドルコラムをご覧の皆さん! この度、5月の毎週木曜日のコラムを担当させていただくことになりました。東京を拠点に活動し、「太陽のように明るく皆さんを照らす」をコンセプトに活動しているアイドルグループ「テラテラ」の緑色担当、黒田かほです。
これから1カ月間、魅力的なコンテンツをお届けすることをお約束します! どうぞお楽しみに! そして、どうぞよろしくお願いします!

早速ですが、ここで皆さんに質問です。あなたは、心霊体験をしたことがありますか?
もちろん、世の中にはお化け・幽霊・超常現象を信じる人、信じない人で分かれますが、私は“信じる人”。その中でも実際に心霊体験を経験した“視える人”です。
今回はそんな“視える人”、私、黒田かほの心霊体験をお話ししたいと思います。
最後にはっきり視えてしまったのは小学生の頃。普通に視えていて“いる”と思っていた人が、まさかの亡くなっていた曽祖母だったのです。が、この頃のお話はまたいつか……。
今回は、アイドルが大好きな方がこのコラムを読まれていると思うので、テラテラメンバーとの共同生活中に体験した心霊体験をお話しします。
今のうちにお手洗いを済ませておくことをおすすめします。なにしろ今回のお話はお手洗いで起きたことも含むので……。
一旦スマホを置いて、行ってらっしゃい。

お手洗いに行かれていた方、おかえりなさい。
そのままスクロールしていたそこのあなた! お強いです……。どうか、次回以降のコラムにもぜひ興味を持っていただけると嬉しいです。
上の写真は、問題の共同生活をしていた場所で撮った写真。
愉快な話、共同生活中3キロ増量してしまいました……。
そんなことは置いておいて、お待ちかねの本題に参りましょう。
私たち「テラテラ」は、昨年、O-WESTで開催されるワンマンライブのチケット完売を目標に共同生活をスタートしました。
共同生活中は毎日2時間の配信を行ない、その場でチケットを購入していただき、完売するまで家に帰れないシステムでした。
結果的には約2週間、とある都内某所の部屋を借りての生活でした。
その2週間の間に起きたお話です。
共同生活初日、新しく始まる生活にドキドキして開いた扉の先には、恐怖がありました。
最初は、ただの違和感にすぎませんでした。リビング、トイレ、洗面所、バスルーム、3つある部屋……。その中の1つの部屋に入った瞬間から違和感を感じていました。なんとなく部屋の雰囲気が暗く、空気が重いんです。窓からの光は入ってきますが、なぜか暗い。
以前から、私が違和感を感じてもメンバーを怖がらせてしまうだけなので、何も話さないようにしていました。今回も同様にそのことには触れませんでした。
メンバーが全員揃ったタイミングで、部屋決めが始まりました。
「ねえ」
「ん?」
「あの部屋以外がいい」
「わかる、私もあそこ以外がいいな……」
メンバーが次々に「あの部屋は嫌だ」と言い出したのです。普段は霊体験をしないメンバーなのに。
「あ、みんなも嫌なんだ」
私の違和感は、合っていました。
その流れで、その部屋は自然とスーツケースを置くための物置部屋になりました。
トイレの真隣、玄関から入ってすぐの部屋で、他の部屋からも少し離れていて、通路を通らないとリビングに行けない場所。結果的に、物置部屋には最適な場所ではありました。
初日の夜。最初の違和感。
音がする。
配信も終わり、各々が部屋でゆっくりしている時のこと。
誰もいないはずの部屋から、音がする。
「コンっ」
「ドンっ」
「バタンっ」
最初は、気のせいだと思っていました。
でも、これが3日間続きました。
3日も続くと、人は慣れてしまうものです。
音がすることが日常になり、気に留めなくなっていました。
でも、そこからが始まりでした。
とある日の夜。(←やっぱりこういう体験って夜に起きるんですね……と、今書きながら思いました)
お風呂を済ませた私は、物置部屋で髪を乾かしていました。自分たちの部屋で乾かすと音で迷惑をかけるし、髪も落ちるため、全員そこで乾かすようにしていました。
そのとき、隣のトイレに電気がつき、誰かが入った気配がありました。
「うわーー、かほも行きたかったのにーーー。まあ髪乾かしてるし、出てきたら行くかーーー」
そのくらいにしか思っていませんでした。
でも、なかなか出てこない。
ドライヤーを止めて、ドアをノックする。
「ねー誰! まだー?」
返答なし。
でも、電気はついてる。
鍵も開いてる。
ん?
違和感。
ドアを開けてみる。
ど突かれてもしょうがない。かほもトイレ行きたいんだから!!
……誰もいない。
流した形跡だけが残っている。
違和感が消えないまま、メンバーのいる部屋へ行く。
「ねえ、誰かトイレ入った?」
みんな各々遊んでいる。
「ええ、入ってないよ」
全員から同じ返答。
わーーー、気持ち悪い。
完全に気配あったし、えーーーもう嫌だな、戻るの嫌すぎ。
でも戻らなきゃ。髪も中途半端に濡れてるし、トイレにも行きたいし……。
気のせいだと自分に何度も言い聞かせて、電気がついたままのトイレに入りました。
用を済ませて、外に出る。
少し先の洗面台で手を洗い、鏡を見る。
中途半端に乾いた自分の髪。
早く乾かさないと……。
洗面所を出て、物置部屋に戻り、ドライヤーをつけたその瞬間、
トン
肩を叩かれました。
「なに〜?」
振り向く。誰もいない。
「イタズラがすぎるメンバーだ……もう……!」
そう思って、メンバーの部屋へ駆け寄る。
「ねぇー! だれ肩叩いたの!」
返ってきたのは、返答ではなく、ぽかんとした表情。
「あ、なんでもないや……」
その言葉で、メンバーはまた遊び始めました。
この時でした。違和感が確証に変わったのは。
そして、“それ”はどんどん気配を強めてくるのでした……。

いかがでしたでしょうか?
次回は、このお話の続きをお届けしたいと思います。
気になってしまったそこのあなた、ありがとうございます。
また来週お会いしましょう!
PROFILE
黒田かほ(テラテラ)
2003年8月20日生まれ、埼玉県出身。血液型B型。担当カラーは緑。
趣味は、寝る前に怖い話・都市伝説を聞くこと、おしりの筋トレ。
特技は、英会話(英検準1級)、お題に沿った早お絵描き、(アーチェリー)。
爬虫類が大好きで、ペットはツノガエルの「伊右衛門」。
オフィシャルホームページ
https://terasuterasu.net/文・写真/黒田かほ(テラテラ)
