8月27日、OCHA NORMAが両A面シングル『女の愛想は武器じゃない/学校では教えてくれないこと』をリリース! 現体制になり初のシングルは、真逆のテイストを持つ対照的な2曲を通して、OCHA NORMAの多彩な魅力を堪能できる贅沢な1枚に仕上がっている。
その両A面シングルについて、現在、ガラスガールのカバーを務めている米村姫良々にインタビュー!
「すごくOCHA NORMAにとって節目となるシングルだと思っています」と語る彼女に、2曲それぞれの魅力を聞いた。
私自身もグサリと刺さりながら、歌っています
OCHA NORMAは8月27日に両A面シングル『女の愛想は武器じゃない/学校では教えてくれないこと』をリリースします。最初に『女の愛想は武器じゃない』を初めて聴いた時どんなことを感じましたか?
- 米村
強くて真っ直ぐな曲がきたので、もしかしたら、これからはこういう感じの楽曲が増えていくのかなと少し思いました。前作の『ちはるぶる』は少し強めな楽曲でしたし、メンバーの人数も変わったので、それまで多かったコミカルな楽曲の路線とはまた違う感じになるのかなと。だから今回のシングルがどんな系統で来るのか、とても楽しみにしていました。
それこそ今回の両A面シングルは強さとコミカルさという、OCHA NORMAのそれぞれの魅力が詰まっていますよね。そういったジャンルの違う楽曲を表現する時、米村さんはどのようにスイッチを切り替えてパフォーマンスするんですか?
- 米村
私は、曲ごとの主人公になりきってパフォーマンスしているというか。曲が変わるごとに主人公が変わるみたいなイメージでやってます。『女の愛想は武器じゃない』の歌詞にすごく共感できるので、この曲はわりとそのままの自分に近い感じでパフォーマンスしていますね。一方で、『学校では教えてくれないこと』は「先生! 先生!」と呼んでいる生徒の気持ちになりきってパフォーマンスしてます。

『女の愛想は武器じゃない』の歌詞にすごく共感できるとのことですが、お気に入りの歌詞は?
- 米村
『「これも私」なんて言って 手に入れても 自己肯定感 結局 まがいもの』っていう歌詞です。攻めてますよね。この歌詞を読んだ時、心にグサッときましたね。「結局まがいものでしょ?」っていう。
女の子がプライドを守るための言い訳をズバッと言われてしまった歌詞ですね……。ちなみに米村さんは、女性がグサリと来るような歌詞を歌う時、同性としてどんなことを考えながら歌っているんですか?
- 米村
私自身もグサリと刺さりながら、歌っていますね(笑)。この歌詞を見た時に、「守ってきたものが、簡単に壊された」みたいな気持ちになりました。……なんていうか、強く生きたいと思って守っていた気持ちみたいなものってありません? でも、それが論破されちゃったって。でも刺さるからこそ、しっかりと伝えたいなと思います。
その切実な感情が、パフォーマンスにも表れていますよね。振付のレッスンはいかがでしたか?
- 米村
振付は、えりなっち先生につけていただきました。動きが激しくて、8人全員でフォーメーションが目まぐるしく変わるので、とても難しかったです。この曲はフォーメーションが特に重要で、誰か1人でも位置がずれると全体が崩れてしまうので、周囲のメンバーにしっかり気を配りながら踊ってます。『学校では教えてくれないこと』は、振り入れに1時間半ほどしかかからなかったんですけど、『女の愛想は武器じゃない』は、もう少し時間がかかりましたね。サビにはハートマークを作る振付があって、そこはファンの方にも真似してもらいやすいかなと思います!