ガラスガールNEXTでお送りする、毎月さまざまなアイドルが登場しフリーダムに執筆する「マンスリーアイドルコラム」。
本日より8月水曜を担当するのは、unSeaのりな。
彼女のコラムは今月6日、13日、20日、27日の全4回配信。
第2回目の今回は、彼女が大好きな、アニメと漫画について!
「道徳か歴史の教科書に載せるべき」
こんにちは
unSeaのりなです!
初週読んでくださったみなさんありがとうございます。
長期休みの宿題は最後の3日間で徹夜タイプだったので、コラムも夜中に書いてます。
もっと計画的になりたいものです。
2週目は私の趣味について書いていきます。
正直書ききれる気がしないのですか、くれぐれも熱くなりすぎないようにだけ気をつけようと思います。
私は漫画やアニメが大好きなんですが、きっかけは小学生のころからの友達、たかちゃんに『銀魂』を激推しされたことでした。
授業の間の休み時間、放課後の掃除の時間、休日遊んだ時など、ありとあらゆる隙間時間にプレゼンをされ、最初はスルーしていたのですが、なんと実家に単行本が4巻まであるのを発見してしまいました。
叔父のものでした。
試しに読んでみたらすぐに激ハマりしてしまい、夕方放送しているアニメを直ぐに録画して私のアニメオタク人生が始まりました。


銀魂は一応コメディー漫画ではあるのかなと思うのですが、凄くいい頻度でシリアスな話が入ってくるんです。
そこでキャラクター達が発する言葉が、切なくて心強くて、共感できるものが多いです。
特にわたしが好きな回は神楽ちゃんのラジオ体操回です。
強くて、自由で、公衆の面前で鼻をほじってるようなヒロインですが、実は繊細で優しいところが描かれていて、ギャグのスピード感や、戦いのかっこよさに惹かれて好きになったけど、こういう間に挟まれる日常に心を掴まれました。
銀さん(主人公)にはたくさんの名言があるんですが、
「美しく最後を飾りつける暇があるなら最後まで美しく生きようじゃねーか」
って言葉。
凄いなと、この一言でこの漫画のあり方というか、ここから向かう先、みたいなものが全部表わされている気がします。
読者として、大前提に全員に生きていてほしいし元気でいてほしいので、この心強い言葉が序盤に出てくる時点で優勝です。
ちなみに全てのきっかけになった友達たかちゃんは、ドライバーになってしまう回が好きらしいです。独特すぎます。面白いけど。

韓国に住む直前にどハマりしていたのが『進撃の巨人』で、だいぶ有名なのに見始めるのが遅くなったことを大後悔してる作品の一つです。
進撃は、私の中で記憶を消してもう1度見たいランキング1位で、絶対にネタバレされるのも許せないし、人に話す時もかなり気をつけています。
それくらい1話から最終回まで、鳥肌が立つくらいに伏線という伏線を回収しまくってきます。
自分が正義だと思っていたものは、視点を変えたら悪かもしれない。そんな複雑な感情で推しが危ない目にあっているのに、腹が立つというよりも、せつない気持ちになります。
「道徳か歴史の教科書に載せるべき」が私の口癖になりました。
あとシンプルにアニメの戦闘シーンの動きが凄すぎて笑ってしまいます。あの動きを絵で動かすことが可能なんですね。
怖そうとか、絵が独特そうとかで見ず嫌いをしてる方がいましたら、今からでも見てもらいたいです。

途中で笑っていいのか絶妙な面白発言が入ってくるところも感情かき乱されて好きです。笑

『呪術廻戦』での推しは主人公の虎杖(いたどり)と、そのクラスメイトの釘崎野薔薇(くぎさきのばら)ちゃんなんですが、あまり主人公を好きになることがないのでそこについて少し話したいです。
確実にハマるきっかけになった好きポイントがあります。
戦闘中、野薔薇ちゃんが敵に吹っ飛ばされた時に、虎杖が守るシーンがあるんですが、自分が背中側に回って衝撃が全部自分にくるようにしていたんです。
虎杖って、外見のイメージがだいぶ変わった物静かな昔のクラスメイトのことをちゃんと覚えていて名前を即答できたり、そういう、人として意外と難しいことをサラッとやってのけるところを大好きになってしまいました。
いつもみんなの中心にいるような明るい性格の裏にある闇が大きかったり、見ていて目が離せない存在です。人を損得とかで見たりしないんだろうなあって現実にいたら、みたいなことまで考えました。
これを人に話すと視点が独特すぎると言われるので、共感してくれる方いましたらぜひ私に教えてください。

最近人にオススメを聞かれたら必ず答えるのが『ニラメッコ』という漫画です。
この漫画の作者さんが書く別の漫画(『うらみちお兄さん』)を読んでいたことがきっかけで出会いました。
シェアハウス中の若手お笑い芸人達の話で、大前提に全ての会話が面白い。
そしてその中で刺さったのが、登場人物達の生き方のリアルさと、発せられる言葉たちです。
お笑い芸人をすることへの姿勢や、人間関係や、それぞれのキャラクターに違った考え方があって、それらがとってもリアルで、人を笑わせることの裏に、たくさんの悩みや闇や苦労があって。
私が職業的に感情移入しやすかったというのもあるかもしれませんが、あっという間に引き込まれてしまいました。単純に出てくるネタがかなり面白いし、全員イケメンなのでみんなにおすすめしています。

あと7個くらい書きたい漫画があるんですが、この辺で終わりにしておきます。
私は漫画に、言葉の選び方や行動の仕方、あとは笑いと感動のバランスとキャラクターが裏で抱えてるものみたいなものに魅力を感じているんだなという発見がありました。自分に重ね合わせて共感できることを求めているのかなと。
歌は歌詞を見て深く好きになることが多いので、私の好みの根本がそこなんだと思います。
そして私は、漫画とアニメは別物だと思っていて。漫画にある、作者の方のコメントなどもちゃんと読むし、そこでさらにストーリーの深みが増したりします。自分のペースで読むので頭に入る情報量もかなり多いです。
アニメはそこに声が吹き込まれて、動いて、より感情移入もできる。
双方に良さがあるので、全てを楽しんで見れる自信があります。
楽しい人生です。 また機会があったら語らせてください。

来週もお楽しみに。

PROFILE
りな(unSea)
りな
1998年10月4日生まれ。茨城県出身。
担当カラーはロータスピンク。2024年10月6日に加入。
オフィシャルホームページ
https://lit.link/unsea文・写真/りな(unSea)