INTERVIEW

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Task have Fun・熊澤風花が誕生日に2nd写真集発売!「解散していったグループが大事にしていた思いも勝手に背負っていきたい」

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7月2日(水)、自身の誕生日に2nd写真集『小さくて大切なもの』(秋田書店)を発売するTask have Funの熊澤風花。

1st写真集の発売から約2年が経ち、透明感と美しさがさらに増した彼女。撮影エピソードに加え、「アイドル史上最高傑作」と称されることへの思い、野音ワンマンの涙の理由、10年目の現在地などについて聞いた。

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PROFILE

熊澤風花2nd写真集『小さくて大切なもの』
出版社:秋田書店 発売日:2025年7月2日 撮影:前 康輔
今作のロケ地は“インド洋の真珠”スリランカ。青く澄んだゴールの海、建築家ジェフリー・バワが手がけたリゾートやカフェ、ローカルな街並み、世界遺産ゴールフォートの夕景など、多彩なシーンで撮影。まるで二人旅をしているようなプライベート感たっぷりの一冊に。水着やランジェリーはもちろん、これまでにない大胆なカットも収録。“ふぅちゃん”から“熊澤風花”へ――成長した彼女の“今”が詰まった最高傑作。

スリランカでこぼした涙の意味

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2nd写真集発売おめでとうございます。オファーが来たとき、どう思いましたか?

  • 熊澤

    年明けに2nd写真集を出すことを聞いて。海外で撮るのはひとつの夢だったし、しかも撮り下ろしだったのですごい嬉しかったです。

3月に撮影したそうで、2ヵ月間でどこを一番意識して体づくりをしましたか?

  • 熊澤

    メンバーにもいろんな方にも「お尻が可愛い」って言ってもらえるので、大人の女性らしいラインが出るようにお尻を頑張りました。

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©前 康輔・秋田書店

Xの投稿で見かけたのですが、あえて体重を増やして撮影に臨んだそうですね。

  • 熊澤

    グラビアをずっとやってきて自分の体型もわかってきたので、大人っぽく撮るならそういう女性の雰囲気があった方がいいなと思って、4kgほど増量しました。増え過ぎるとお腹が出ちゃうし、ライブをしても落ち過ぎない食事法をトレーナーさんに聞いて制限してました。

完成した写真集を見て、仕上がりはどうでした?

  • 熊澤

    過去の写真と見比べたら、やっぱり健康的でいい感じでした。紙の写真集ってなかなか出せないし、自分も納得のいくものにしたかったので、やって良かったなと思います。

海外で一人旅するほど旅行好きの熊澤さんですが、ロケ地のスリランカには初めて行かれたそうですね。

  • 熊澤

    はい。紅茶が好きなので、セイロンティー(=スリランカ産紅茶の総称)は知っていたけど、それ以外のことはあまり知らなくて。調べたら、アーユルヴェーダというマッサージが有名で、撮影の時に受けさせていただきました。そういうのも含めて、「仕事2割、旅行8割」という感じで楽しめました(笑)。

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©前 康輔・秋田書店

写真集からも楽しい様子が伝わってきます。笑顔のカットが多い中、涙をこぼしている瞬間もありました。どういう心境だったのでしょうか?

  • 熊澤

    日々、いろんな悩みを抱えてるじゃないですか? 「あの時もっとこうしたら良かった」とか「私は何を強みにしていこうか」とか。そういう考え事とかをいっぱい持ってスリランカに行ったんですけど、3泊4日の撮影期間を最終日に振り返ったときに、「考え過ぎだったんだな」とか「私の悩みってすごいちっちゃかったんだ」というのを感じて。逆に「ポジティブになれた」っていうのをスタッフさんたちに話してたら、自然と涙が出てきました。

前向きな涙だったんですね。

  • 熊澤

    スリランカはフレンドリーな方が多くて、ご飯とか景色とか、緊張とか不安とかドキドキとか。そういう初めて体験したちっちゃいもの全部が、私にとって本当に大切なものだったなと思って。

    自分の中のちっちゃい悩みもそう。そういうものがポジティブに思えたってことは「全部が大切だったんだな」と。だから、タイトルを『小さくて大切なもの』にしました。

悩みすらも「大切なもの」として捉えられるようになった、と。

  • 熊澤

    「もっとラフに生きた方がいいな」と思えた瞬間だったし、この旅が終わってから、すごい自分にも優しくなれました。

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