ドラマ『女優めし』で主演を務める堀未央奈が乃木坂46から今までを振り返る。「すべてのアイドルに伝えたい２つのメッセージ」とは。

はい。美味しいごはん屋さんがたくさん出てくるので、見ていて楽しかったです。主人公の和泉撫子は女優のお仕事をしながら、その合間に自分の好きなごはんを探して食べるわけですけど、それがまさに自分自身と重なりました。今まで演じてきた役で自分と重なることって少なかったので、嬉しかったです。食への執着が似ています（笑）。

そういうイメージは少ないかもしれないですけど、時間ができたら行きたかったお店に行ったり、気になっていたお店に入ったりしています。一番お金をかけているのは食事です。

私一人のシーンが多いので、主演という感覚はあまり持てないままでした。美味しいごはんをもりもり食べていたら、いつの間にかクランクアップしていました（笑）。

ただ、セリフを言いながら食べるので、口に入れる分量を気にしないといけないですし、それでいて大口で、かつ上品に食べるように心掛けました。音声さんが腰にぶら下げているiPadに映るモニターを見ながら調整してましたね。

ごはんは、ワンちゃんと一緒で人を裏切らないんです。

はい。日常で落ち込むことがあっても、犬はいつだって私を明るく迎えてくれるじゃないですか。それと同じで、美味しい食事はいつだって美味しくいただくことができますし、その幸せが変わることはありません。生きていく上でその2つを大事にしています。私が落ち込んだ時に癒されるのは、いつだって実家のワンコと食事です。だから、ファンの皆さんにとって私もそういう存在でいたいなって思います。ガッカリされちゃう人にはなりたくないので。

胃もたれしない物です。そろそろ油物がキツくなってきました。人も食べ物もさっぱりしている方が好き（笑）。食べ物でいえば、柑橘類、お刺身、和食といった物が好きですね。